桜姫東文章
7月歌舞伎座の演目が「桜姫東文章」に決まったという記事が新聞に載ってましたねぇ。
毎年この月は猿之助奮闘公演やったんやけど、今年は猿之助が病気療養中なんで、どうするんやろうと気にはなってたんやな。
それが坂東玉三郎と猿之助劇団で昼夜に分けて「桜姫東文章」の通しを上演するとは、これは面白そうやんか。
なんといっても玉三郎の当り役の一つやからなぁ、歌舞伎好きだけやなく芝居好きの人なら、これは見とかなあかんのとちゃう?
桜姫東文章のストーリーを簡単に・・・。
吉田家の息女桜姫はお家騒動で父を殺され家宝も盗まれてしまい、世をはかなんで尼になろうと清水寺へ参拝する、一室で休んでいるときに忍び込んできた怪しげな男を一目見るなり、以前ふとしたきっかけで関係を持った釣鐘権助とわかる。たった一回の関係で桜姫は権助の子供を宿し、人知れず産み落としていたのだった。
そのときのことが忘れられず桜姫は尊い身分でありながら腕に釣鐘の刺青を彫っていた。
今でも権助のことを恋しく思っていた桜姫はまたまた権助と・・・。
全部のストーリーを書くのは大変なんで、しょっぱなだけにしました(汗)が、これだけでもかなりいけそうでしょ。
この姫が不義密通したのがばれて、寺から逃げ出し人にだまされて売り飛ばされ「風鈴お姫」と呼ばれるような女郎にまでなってしまうんよ。
私が見たのは半通しってことになるのかな?一応3時間で一つの芝居にまとまってたんやから。
今回は昼夜に分けて一本通すということやから、今まであまり上演されへんかったところなんかも復活してくるんやろうな。
それはそれで興味が湧くけど、しかし全部見るとなると1等ではかなりな出費やなぁ。
バブルの時代でも仮名手本忠臣蔵とか菅原伝授手習鑑みたいな大作やないと昼夜通しの芝居なんかなかったのに。
それに人気の演目やからチケットも取りにくいかもしれへんな。
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