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2004.08.04

月曜ミステリー劇場

 月曜ミステリー劇場っていうても、8月2日の「名探偵キャサリン⑭旅芸人一座殺人事件」。
 いやぁ、山路和弘さん徹底的に嫌な奴を演じてはりましたねぇ。
 
 最初は楽屋のシーンから始まって、なんか白いバスローブの背中にでっかく芸名が書かれていて、頭に星条旗模様風のバンダナ巻いてでてきはったじゃないですか。もちろん顔は白塗り。白塗りやでぇ、もうそれを見ただけで私の顔は"にかにか"やん。そしていよいよ舞台が始まったら、京本正樹がかぶるような茶髪でロン毛の鬘に白い着流しで踊ってるし。なんか流し目までしてたような気がするなぁ。
 第2部はお芝居で"三人吉三"の小芝居ヴァージョンって感じかな。そこでは悪役やねんけど、かぶってる鬘がバカ殿様みたいなやつ。なんか締まらへんがな。そこで立ち回りをしてる最中に幕間に口にした毒物が廻ってきて舞台に倒れこんで口から血を吐いて死ぬっていう展開やってんけど、その毒物が廻ってきた時の演技が、よくあるパターンやと喉をかきむしって顔を仰向けにして口から血を吐くっていう感じやんか。ところが山路さんは気分が悪そうな顔になって、左手で立ち回りの相手にちょっと待ってくれみたいな形にして、舞台に倒れこんでっていう感じで、そういう細かいところの演技がさすがやなぁと感心して見てたがな。

 山路さんだと意識して見るようになったのはやっぱり烏丸所長から。烏丸所長の山路さんって、ボードの所長やった第1回目のときに、橘さんか剣崎くんか忘れたけど、誰かの顔をじろっと見上げた時の目の使い方がなかなかクセモノやなぁって印象やってんけど、ボードが破壊されてからはずーっと逃げ回ってて、なんか存在感が薄いやん。

 夕べの山路さん見てたら、時代劇もいいなぁって思ったし、昔、成田三樹夫がやってたような役なんか見てみたいなぁ。きっとええんちゃう?
 
 しかしそれにしても劇団の女性を片っ端から食っていく男なんて、めっちゃ最低やなぁ。あんなんが20年も同じ劇団にいるっていう設定がきついような気がする。だって絶対女同士でもめたり、そこに別の男が絡んできたりして絶対自分で自分の首締めて、その場におられへんようになるんちゃう、普通やったら。
  

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