仮面ライダーファイズ正伝-異形の花々-
仮面ライダーファイズの小説版、著者は井上敏樹、発行は小学館。
早速読んだんやけど、面白くて切なくて、いい小説やったよ。
テレビ版とは、それぞれの生い立ちが違ってたり、設定が変わってたりするところもあるんやけど、その違いを乗り越えてもテレビ本編を補完する力があるんやんか。そこはやっぱり1年間ファイズの脚本を書き続けてこられた井上先生やからできたんやなぁ。
テレビ本編は子供番組やから見てるこちらがたぶんそうやろうなぁと勝手に妄想を働かせなあかんかったんやけど、小説やからその辺のところは、あっさり書かれてたりするんやんか。この小説読んだ後、もう一度ファイズのビデオを見たら、たぶんオンエアで流れていた頃より胸に染みるんとちゃうかな。
特に啓太郎のメル友が実は憧れの長田結花だと気付いたところとか、結花が自分の死を覚悟して啓太郎にメールを最後に打ったシーンなんてファイズの中でも、すっごい印象に残ってるやんか。その場面もちゃんと小説の中に出てきて、その箇所を読んでたら目の前にシーンが浮かび上がってきたし。でもテレビとはまた違ったシチュエーションやけどね。
仮面ライダー剣がおやすみでちょっと仮面ライダーの禁断症状が出てる人は、この小説を読んでファイズのビデオを見るべし。ファイズの凄さが再認識されるで。
その後剣を見続けられるかどうか、う~ん残り20回頑張ってもらいましょう。
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