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2004.10.19

「花のいろは」

 「花のいろは」は関西テレビが芸術祭参加作品として制作したドキュメンタリーで、先週の10月11日に関西ローカルだけで放映してた番組やってんやんか。ちょうどそのとき、私は芝居やったもんで、ビデオに撮っておいたのをやっと今日見終わりました。

 十五代片岡仁左衛門を中心に、楽屋や私生活や舞台での姿を淡々と綴ってあって、ナレーションは一切無いねん。仁左衛門・我當・秀太郎・孝太郎・愛之助、そしてお姉さん・妹さん・奥さんの語りで仁左衛門の人生が語られるねんやんか。親類縁者以外では、孝・玉時代を作り上げた相手役、玉三郎のインタビューとか舞台稽古風景なんかも映ってたよ。

 今の仁左衛門を語る上で、絶対に欠かせないのが先代の十三代仁左衛門やねんけど、なんか段々似てきはったなぁって感じ。京都・嵯峨野に先代が住んではったのは有名で、京都といえば年中行事が多い土地柄やねんけど、ちょうど今回もお盆の様子を撮ってはったんやんか、それが先代さんのドキュメンタリーの時にもあってね、仁左衛門さんは「お父さんと同じようにお経を上げたい」とかって言うてはるのを見て、芸だけやなくて、松嶋屋一族の中心にこうやって受け継がれていく風習があるんやなぁとしみじみ見てしもうたな。

 先代の大松嶋は、エッセイとか芸談とか文章をお書きになるのがお好きやったみたいで、御家にも膨大な資料があるらしいんやけど、著書もかなり出してはるねやんか。、私も一時芸談集めに凝ったときがあって、特に大松嶋の本が好きやから5~6冊持ってるかな。役者でこれだけたくさん本を出されてるのは大松嶋くらいなもんよね。それだけ、後々までも形にして残していかなあかんっていう意識もお持ちやったやろうし、一人でも多くの歌舞伎ファンに楽しんでもらいたいっていうお考えでもあったんとちゃうやろか。

 話を元に戻して、「花のいろは」とってもいい作品やねんけど、後半になるにしたがって、作品の内容に集中しようとするとCMが入ってくるのには、参ってもうたがな。いくら民放とはいえ、ちょっと多すぎるんちゃうん。
 たぶん今回は関西ローカルでしか放映せぇへんかったと思うねんけど、もしDVDとかで発売されるようなことがあったら、仁左衛門ファン必見の作品やと思います。

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