なんでも鑑定団の代役は
先週の「なんでも鑑定団」はもう本当に突然だったんで、松尾伴内が急遽ピンチヒッターで司会してたやんか、衣装も出張鑑定の時そのままで。いかにも急遽っていうのはいつもこの番組の一番最初はタレントが自分のお宝もって出てくるんやけど先週は初っぱなから素人さんやったから、放映に合わせて慌てて撮ったんやなって気がしたもんね。
今週からはちゃんと吉本興業が責任をとって、今田耕治が司会に座ってました。
紳助と違って毒がないから、ちょっとふんわりした感じ。今田は「誰ピカ」出てるから、テレ東にも売り込みやすかったやろうな吉本は。
土曜日の12時から関西ローカルでやしきたかじんの言いたい放題番組「たかじん胸いっぱい」っていうのやってて、土曜日に家にいるときは毎週ばか笑いしながら見てるんやけど、その時にたかじんが紳助のレギュラー8本あって、全部でギャラは年間15億か16億円くらい稼いでるみたいなこというてたな。
紳助も他人のギャラに敏感やったけど、たかじんもギャラの話好きよ、結構。
その番組見てるときは、昼ご飯の後やったし、ちょっとぼーっと聞いてたんやけど、後で考えたら紳助が15億円ギャラ稼いでるとはいえ、全部が全部紳助に入ってくる訳ないやん。吉本興業が何割か取るわけでしょ。例えば5分5分やったら7億5千万円やし、6:4(もちろん6が吉本ちゃう)やったら9億円やん。
その売上が無期限休養となったら、入ってけぇへんようになるんやから、紳助はもちろん吉本興業にとっても、すっごい損失やんか。
だから吉本興業としては、10日間の謹慎処分で処理しようとしたんやろうな。
この事件って、企業の危機管理っていうものとも通じてるんちゃうかな。
社内での暴力事件が発生したときどう納めるか、それの失敗例が今回の紳助事件といえるかもしれへん。
今回は暴力事件やったけど、それが内部告発ということもあるやろうし、セクハラ事件っていう場合もあるわけやろ。
告発した女子マネージャー、今後どうするんやろ。吉本興業に勤務し続けるんやろか?昼ドラは見てるけど、お昼のワイドショー見てへんから、ようしらんねんけど。日本の企業風土からいうと、居にくいやろうなぁ。日本の芸能界自体にも居にくいかもしれへん。
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