リンダリンダ
土曜日、シアタードラマシティーで「リンダリンダ」見てきました。
主演のヒロシに山本耕史(新選組!副長)、マサオにソフィアの松岡充。
まぁ、ここに来られる皆さんは私がかなりの演劇中毒なのはご存知やとは思うんやけど、1年に1度くらいはコンサートにも行ったりするんやんか。そのたびに若くてもプロのミュージシャンは魂を動かす力があるんやなぁって思うんやけど、松岡君もよかったよ。
ミュージカルとか宝塚もちょくちょく見に行くんやけど、演劇の流れの中で歌われるのと違って、ミュージシャンは歌を聞かせることによって、聞いている人間の魂や感情に直にぐさぐさ突き刺さってくる感じがするやんか。というかそういう力を持ってるミュージシャンがメジャーになっていくんやろうけどね。
せやから山本副長も歌うまいけど、力が違うよなぁって思ったし。
あっ、そうそう。芝居の中で松岡君が歌を歌いながら、客席まで降りてきて下手の通路を通るんやんか。その時に座席に座ってる人の手とタッチするねんけど、もうちょっとで私の座席まで来るっていうところで、クルッと振り返って舞台のほうに戻っていきはったんやんか、あぁ~~残念。
他の出演者に大高洋夫さんがいてはったんやけど、大高さんといえば仮面ライダー555映画版で「ファイズ一発」を発明した博士の役やってはった人です。
この芝居の最後は機動隊との大立ち回りがあったんやけど、私は555で博士がスマートブレインと戦ってるシーンを思い出してたがな。
それから芝居の中に爆弾がちゃんと破裂するかどうか実験するシーンがあって、その時のセリフに「このあたりはもう採石場として使われてないけど、しょっちゅう戦隊物の撮影をやってるから爆発音がしても誰も驚かない」ってのがあって、ついこの間のデカレンジャーでドッカンドッカンやってた場面が思い出されて、大笑いしてもうたがな。
カーテンコールはまず松岡君のファンが立ち始めて、結局劇場全員がスタンディングオーべィション。
まだソワレもあるっちゅうのに、何回もカーテンコールで盛り上がってしまいました。
その日の夜、サタスマに新選組隊士が全員出演っていうの見ました?土方のテンションが低いとかって香取隊長が言うてたやろ。あれ見ながら「リンダリンダ」2回公演して完全にくたくたで疲れ切ってるの判ってたから、テンション低くてもしゃーないよなぁって同情しちゃったもんね。
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