2004年甲申という年
いよいよあと数時間で「災」の字に象徴された2004年・平成16年・甲申年も暮れますなぁ。
この間、年賀状を書くのに干支を調べてたんやんかぁ。
干支いうても、十二支の簡単な方やなくて、ちゃんとした十干十二支のほう。
国文学とか日本史・東洋史なんかやってはる人にとっては、十干十二支言うたら常識みたいなもんやけど、簡単に説明しておくと、暦を数えるのに、昔は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を組み合わせて使うてたんやんか。それで同じ干支の組み合わせいうのは60年に一度しか廻ってけぇへんねんな。
今でこそ平均寿命が80歳を超えるけど、昔いうたら50歳くらいやったから人間が生きている間に同じ干支を経験するなんてこと、なかなか無かったんよね。せやから60歳の還暦ってのがお祝いされるってことやねん。
なんでこんな話を長々と書いたかというと、その干支を調べてた時にふと前回の乙酉(きのととり)は、昭和何年やったんやろうということが気になったんやんか。そしたら昭和20年やんか。
ということは甲申(きのえさる)は昭和19年やろ。それを知ったときにさ、今年が「災」に象徴された年やったというのも致し方ないものやったかもしれへんなって気がしたんよ。
太陽暦では今日が大晦日やけど、本当に乙酉年が明けるのは立春やから、まだまだ気は許されへんな。60年前のことからいうと、05年夏ぐらいまでは厳しい時代が続くかもしれへんよね。なんというても歴史は繰り返されるんやから。
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