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2005.01.26

「仮面ライダー剣」を考えてみる

 1月23日(日)に最終回を迎えた「仮面ライダー剣」を私なりに考えてみたいと思います。

 確か555のメルマガで、村上君が書いてたと思うんやけど、草加という役も監督が5人いれば5人の草加がいる、その中でどう自分の草加を演じていくかが大変とかっていうのを読んで、1年間の連続ドラマで自分の軸をぶれさせずに役作りをしていくことの苦労に感心したんやんか。
 555は脚本が井上先生一人やったのに、それだけの苦労があったんやから、今年は脚本が4人、監督が6人ということは1人当たり4×6=32通りのキャラになってしまう可能性もある訳でしょ。
 その中で自分が設定した軸をぶれさせずに1年間演じ切れたのはカリス役の森本亮治君だけやったんと違うやろか。
 人間の感情というものが理解できないアンデッドから最後にはベンチに座っている剣崎の幻に向かって微笑みかけるまでに1年間かけて成長させることができたんやから。

 私が残念やと思ったのは、橘という名前は字は違っていても仮面ライダー史の中では象徴的なものやないですか。仮面ライダーというヒーローを支えるリーダーであるべき名前でしょ。その役にはできれば特撮経験者をもってきて欲しかったな。
 天野君のキャリア(というてもプロフィール上のやけど)からいうたらちょっと荷が重たかったんとちゃうやろか、自分の軸をぶれさせないように橘という役を演じながら、ほとんどキャリアのない椿君や竹財君を引っ張って行かなければならなかったのは。なんか、私の目からみたら天野君ってブレイドの芝居の中では常に先輩の役者さんに引っ張ってもらってたように見えたんやんか。烏丸所長、小夜子、伊崎、桐生、天王路理事長ってね。ということは大先輩という軸があって初めて自分の軸が設定できる受身の演技しかまだでけへんかったと思うねん。せやからラストに向けてだんだん影が薄くなっていったんとちゃうかな。
 天野君が悩み続けてたのが、そのまま橘に反映されてしもうたような気がするんやけど。

 平成ライダーの歴史の中で、初めて戦隊に視聴率で抜かれてしまったのがブレイドということで、別の意味でも歴史に残るシリーズになってもうたよね。
今発売されてるヒロヴィでもデカレンジャーの扱いのほうが(だいたい同時期に終了するというのに)大きいし。デカレンジャーが好調やったから、塚田Pは次回のマジレンジャーも続投しはるみたいやけど、響鬼はプロデューサー入れ替えみたいやしね。
 白倉Pがライダー外れたところから、ライダーの方向性があやふやになってたのかもしれへんと思うんやけど、どうやろ。白倉Pが成功させた路線を継承しつつ、戦隊で特撮経験しているプロデューサーを配したんやろうけど、私は内心仮面ライダーというドラマの中にあるクールさが保てるんやろうかと心配してたんやんか。そしたらクールさどころか一貫性まで消えてしまったしなぁ。
 
 響鬼は仮面ライダーをどの方向に連れて行こうとするのか、再生か消滅か。
この1年間もまた実験は続くんやろうな。

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