春分の日は伝統産業の日
京都市は「春分の日は伝統産業の日」やねんて、つまり“京都市の重要な産業である伝統産業の更なる振興・発展を目的に制定した「伝統産業の日」(春分の日)を中心に、各種の伝統産業振興事業を実施する”ことにしてて、着物を着てたら、京都市営地下鉄・バスが無料になったり一部の観光施設が無料になったりするイベントをやってたっていうことやねん。
てなわけで、3月20日(日)に友人が誘ってくれた「着物で狂言を見る会」(正式名称:「きもので楽しむ日本の伝統vol.5 きものシンフォニー過去・現在・未来・・・」)に行ったんやんか。まぁね、せっかく京都市営地下鉄・バスが無料で乗れるっていうのに、狂言だけ見に行くのももったいないし、それにお彼岸やねんから、ご本山の春季彼岸会法要にも参加してきました。
きっと京都市営地下鉄の駅に行ったら着物姿の人がうじゃうじゃおるに違いないと思っとったんやけど、なんと95%の人が洋服やんかっ!!めっちゃ肩透かし。普段の日よりは着物姿の人が多いかなくらい。
ちょうどどっかの大学の卒業式もあったみたいで、はかま姿の人もちらほらいてたってところ。
お彼岸法要と京都会館掛け持ちしたら、普段なら地下鉄・バスの往復で720円はかかるところが"ただ"やったので、私としてはほんまに助かりました。
さすがに「きもので楽しむ日本の伝統vol.5」の方は、着物姿なら無料、洋服なら入場料5,000円っていうイベントやったから、ほぼ100%が着物やったなぁ。洋服の人は私が見かけたところではたった一人しかいてはれへんかったよ。いまどき1000人からの着物姿の人を成人式以外で見るなんてこと、ほとんど無いんちゃう?まぁ、ご立派な訪問着から小粋なおしゃれ着までありとあらゆる着物が集まっとったで。
若い男の子の中には、まるで明治時代の学生のような袴にとんび(男性用の着物コート)着てるのとかもいてたし。さすが京都やねぇ。
イベントの方は狂言「延命袋」「棒縛」「流れ星X」の3本とその合間に着物のファッションショー。肩の力を抜いて楽しめる構成になってました。
今年の「全日本きものの女王」に選ばれた三人も出てきたんやけど、その中の一人はどう見ても完全にモデルやってますって感じやったな。もの凄い美人やったけど、笑い方とかポーズのとり方とか場数踏んでるのが目に見えて分かったもん。
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