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2006.08.16

書店にて

 お盆休み最終日、雑用を片付けに梅田に行ったんやんか。梅田に行けば、必ず寄るのがA書店本店。そこでテレビ絵本コーナーで色々眺めたり(テレビ絵本も劇場版のキャラクターが載ってるのも出てました。でもメインに見てたのは、ガジャ様のいい写真のがないかなってのが目的やってんけど、どの絵本もほぼ同じスチール写真しかなかったなぁ。つまり初期設定の分だけ)、映画・特撮コーナーをちょっと覗いたり。

 で、1階まで降りてきて、目に付いたのが"大人のぬりえコーナー"。なんで目に付いたかといえば、fubuki日記の記事を読んでたからなんやけどね。「ベルサイユの薔薇」の塗り絵、めっちゃ難しそう、それに色鉛筆を使うとしたら、何色いるかわからへんしなぁ、「ベルばら」一応一通りは読んだけど、ガチガチにはまったわけではないしなぁ、なんて思いながら、ぺらぺらって見たあと、同じ所においてある「奥の細道」に目が止まったわけ。それでちょっとめくってみるかと思って手を伸ばしたら、女の人に声をかけられちゃったんやんか。

 「某関西ローカル系早朝の情報番組なんですけど、奥の細道の特集をするのでインタビューさせてもらえませんか」って、テレビカメラを持った結構美人な20歳代の女子。

 速攻お断りしてしまったのですが、せやかて私がめくろうと思ったきっかけは、表紙に「行書も草書も」って書いてあって、どんな風なんかなって思ったから。「奥の細道」に興味があったわけではなく、行書と草書に興味があったくらいで、インタビューにお答えできるわけないやんか。

 たった一人でテレビカメラ持たされて、全然見知らぬ人に声をかけてインタビューのお願いするやなんて、たいへんな仕事やねぇ、テレビ制作も。そのおねぇさんにとっては、仕事にならんかったけど、わたしにとってはブログのネタになってもうた。

 このブログ書くためにググったら「えんぴつで書く奥の細道」って、大ベストセラーやねんてね、全然知らんかったがな。私がウンチクを語れるインタビューやったら、お手伝いしてあげたかったんやけどね。 たぶんいかにも私が「えんぴつで書く奥の細道」を買いそうな雰囲気やったんで声をかけてくれはったんやろうけど。

 というわけで、毎朝「おはよう○日です」を見ている関西の皆さん、「奥の細道」に関する取材が流れたら、女の子が一人でがんばってたってことで、朝の忙しい時間やとは思うけど、じっくり見てあげてね。ちなみに村をんなの家は朝はラジオ派(汗)。

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