ちりとてちんの落語を聞こう その2
「立ち切れ線香」 上方落語では唯一の純愛物語やそうです。その話を文枝師匠がしっとりと口演しはったんよね。なんかはんなりした大阪弁の優しさがあってねぇ、私なんか、あんな上品な大阪弁ようしゃべらへんわ。
文枝師匠は、NHK大阪ホールの柿落としの落語会にチケットが余ったからっていうので、お友達に誘ってもらって拝見したのが初めてやったかな。その時は確か「親子茶屋」やった記憶があるねんけど。生で見た文枝師匠の女将さんとかって、もう歌舞伎の女形に引けを取らん色っぽさ。素のままで色っぽいんやから、そりゃ凄いがな。
吉弥さんも「立ち切れ線香」やらはるらしいんやけど、吉弥さんのなさる女性ってどんなんやろね。
「はてなの茶碗」人間国宝・桂米朝師匠、このビデオ昭和58年のもの。米朝師匠めっちゃ若い!!実は村をんなは、大昔米朝師匠がサンケイホールで毎年正月やってた桂米朝一門会を聞きに行ってたことがあるんよね。やっぱり私は米朝師匠の話が好きやなぁ。
この間の「秘密のケンミンショー」で大阪人は"米朝会談"という文字を見たら、桂米朝師匠が一門集めて会議することやと思うてる人がいっぱいいてるっちゅうネタやってたけど、私も新聞の一面に"米朝"って言う文字見たら、米朝師匠がどないぞしはったんやろかってドキッとしたことあったもんなぁ。さすがに最近は米朝師匠やとは思わんようになったけど。
米朝師匠の話の後、吉弥さんと茂山宗彦さんのミニ対談やら、徒然一門へのミニインタビューとか付いてて、こりゃもう永久保存版ビデオになったなぁ。
「ちりとてちん」にはこれ以外にもいい話がいっぱいあったやんか。A子ちゃんが草々に惚れるきっかけになった話とか、地獄八景亡者戯とか鴻池の犬とか。そんなんも全部今回みたいにして解説してほしいなと思ったんよね。見たいでしょ、見たいよねぇ。
私が持ってる米朝師匠の手拭い。左は昔やってた「こんばんわ桂米朝事務所です」というラジオ番組でもらったもの。右は米朝一門会の会場で買ったもの。枝雀師匠の名前が入ってるのが貴重でしょ。
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