幻影 第七話
最終回を迎えた「幻影」
瀬川源太郎が爆殺団の首領だと判ったふたばは、瀬川たちが密談している場所に現れる。瀬川にピストルを向けるが、殴られて気絶する。
目を覚ますと中ノ島公会堂の一室に瀬川と二人でいた。瀬川はふたばに松川代議士の最後を見せるために殺さなかったと言う。
そこへふたばによって眠らされていた木下が駆けつける。そして瀬川が木下の周りで起こったことの全てを語る。
瀬川は首相の、ふたばは松川代議士の代理でどちらが政権をとった方が日本のためになるのかと言い争ってるのに、木下は「僕の知ってる源にいちゃんはそんな人間と違う」とかって、一人言うてることがヒューマニストやねん。
脚本書いてる人もそう思ってたのか、瀬川のセリフの中に「だから甘いのだ」とかって言わせてるしね、それ見たとき、思わず「甘いって言わせるんかよ」って突っ込んじゃったよ。でも甘いまま、突っ切ったというか、軽~くBLかも?な感じやったかな。
瀬川が木下の頭に銃口を向けて、危機一髪ってところに、先週マントの男に腹部を刺されて倒れた刑事が現れて、瀬川に向かって銃口を向けたところで、暗転!!
前回、このドラマ、小劇場っぽいって書いたけど、暗転なんて、もろ演劇やんか。そこで3発の銃声が聞こえるんよね。で、暗転が開けると、誰だか判らないマントの男が足早に立ち去って、床にピストルを手に倒れてる木下がいるんよね。で目を覚まして起き上がると、木下の周りにふたば・瀬川・刑事の3人の死体が転がってて、側にいた女が「殺さないで」と後ずさりするんやんか、で木下は「あんた誰なんや?」と近寄っていくところで終わるという。
私、菱田さんのお芝居今まで見たことないんやけど、だいたいこういう雰囲気なんかな?
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