相棒 「レベル4~後編」
殺人ウイルスが入った試験管が爆発して、米沢さんたち鑑識官や刑事さんたちが感染したのかっ!!てところから。
逃げ出そうとする人たちを外へ出ないように押し止める米沢さん、ああ見えて男前な性格やったことが今回はっきりしたよね。
汚染した部屋で泣き叫んでる鑑識課員に向かって「泣くな貴様っ。泣きたいのは貴様だけじゃないぞぉ」って言うてたやんか。普段そんなこと絶対言う人やないのに。
そして小菅に向かって怒鳴る三浦刑事。三浦刑事も普段は血の気が多い伊丹を押さえる側やのに。
米沢さんが、感染が疑われてる一人が防護服を着た人間から何かを注入されたところを見かけたことで、この事件を解決するきっかけになる。
小菅が培養していた殺人ウイルスを自衛隊から派遣されていた研究員(前回の初っ端で殺された)と長峰研究員がすり替えて自衛隊に移管させる。それを知った小菅が事件を起こして、警察を介入させることで殺人ウイルスが自衛隊にあることを公にしようとする。
しかし自衛隊は自分のところに火の粉が掛かるのを防ぐために、隔離された人間の一人に殺人ウイルスを感染させることで、全員に感染させて、小菅に責任を転嫁させようとする。
やっぱりお役所的な発想やね。臭いものに蓋っちゅうか。
右京さんの判断に絶対の信頼を置く亀ちゃんが、防護服を奪って米沢さんたちが隔離されてる部屋にもぐりこんで、実際に発症した人間に防護服を着せて、他の人たちを守る。
で、亀ちゃんのことを聞いた伊丹が病院に来て、亀ちゃんの頼みで汚物処理室で気絶してた自衛隊の命令どおり、殺人ウイルスを注入した人間を捕まえる。
普段は悪口ばかり言ってるのに、いざとなったらやっぱり頼れる仲なんやなぁ、亀ちゃんと伊丹。亀ちゃんが病院に居ること、右京さんから聞いたんやろな。というか右京さんに頼まれて病院に来てたんやろか。
隔離病室で米沢さんたち、手袋はしてたけどマスクはしてなかったやんか。確か先週捜査会議の時このウイルスは空気感染するとかって言ってなかったっけ?発症した一人は防護マスクさせられてたけど、血を吐いてる風やったし、亀ちゃんマスクも手袋もしてなかったから、ちょっと危ないんちゃうんって思ったんやけど。
今回は事件の解決よりも、亀ちゃんの卒業が後半のメインやったやんか。
亀ちゃんが右京さんに相棒を辞めることを告白する時とか、緊張を抑えるためにため息ついてたやんか。
役柄だけやなく、寺脇さん自身も緊張してはるんやろなぁって感じがしたんやけど。
特命係の部屋で、右京さんと二人でしゃべってるシーンのころから、涙・涙。
亀ちゃんがサルウィンに、死んだ同級生・兼高の遺志を継いで向かうことにしたんやけど、現地の子供たちに正義を教えるつもりだって、もう亀ちゃんらしくて。
亀ちゃんが辞めると聞いてびっくりした内村刑事部長。右京さんがいる限り絶対亀ちゃん辞めへんと思ってたんやろな。
一番泣けたのは、伊丹との別れのシーンやったんよねぇ、私は。
相棒って、ラストはいつも右京さんと亀ちゃん二人で映ってたのに、今日は右京さんと亀ちゃんばらばらに歩いてたやんか、なんかめっちゃ寂しい・・・。
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