必殺仕事人2009 第3話 「偽装詐欺」
「小五郎、役者絵を取り上げられる」
水死体を調べていた小五郎たちは、水死体の近くに枕絵が沈んでいたのを見つける。殺されていたのは絵師だった。
その頃江戸ではシュラクの役者絵が評判を呼び、版元の鶴屋は大もうけをしていた。
鶴屋に友人の伝で雇われた平吉は、元伊能派の絵師だったのだが、型にはめられた画風に嫌気が差して辞めてしまっていた。
その日暮の生活を女房お静が小間物屋で働く手間賃で支えていた。
平吉は、お静の知り合いだった菊や中村主水に意見されて鶴屋で働くようになったのである。
しかしそこで平吉が鶴屋に強要されていたのは・・・。
必殺には珍しく謎解きみたいな部分もあって面白かったよね。
平吉が描かされていたのはシュラクの贋作。鶴屋は贋作を作らせているという秘密を知っている人間を殺しては枕絵とともに沈めてたんよね。
鶴屋が懇意にしてたのが南町奉行所の与力やったんやけど、これくらいの役人への賄賂に70両は高すぎちゃう?たぶん70両よねぇ、100両
やったら白い紙に包まれてるやんか、せやから700両やないと思うんやけど。
途中まで、鶴屋がこっそり平吉に枕絵描かせてるんかと思わせてたよね。しかし枕絵描いてたのは平吉やなくて、経師屋の涼次。
でも餅は餅屋経師屋の涼次が、平吉が描かされてたのは枕絵ではなく贋作やっちゅうのを見破る。
そうそう春屋が禁制の枕絵とか扱ってたんやけど、暖簾の向こうが枕絵コーナーちゅうのが、今時風やと思ったんやけど、禁制品ならあんなに簡単に入れるところで商売でけへんやん、江戸時代やねんから。
小五郎は嫁や姑に役者絵見つかって嫌味いやっちゅうほど言われてたけど、役者絵見つかるのと枕絵見つかるのじゃ、嫁や姑の手前どうなんやろ
。枕絵見つかる方が伐が悪いよね。きっと主水やったら枕絵の方を隠し持ってたやろな。
前回の必殺仕事人2009の視聴率、関東が11%で関西が18%。関東のファンの皆様がんばってください。
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