相棒 「密愛」
殺人事件が起こっているところから始まった「相棒」。
刑事コロンボ形式ですなぁって古いよね、今時の人なら古畑任三郎形式って言うんやろうけど。
どうやって右京さんが犯人を追い詰めるのかってことなんやけどね。
右京さんが乗ってきた車、ちょっと凄くない?私、車乗らないのでほとんど分からないんやけど、でも窓際の警部殿の給料では乗られんやろ、この車って思ったんやけど。なんか車のCMかよってくらいの撮り方してたよね。
右京さんがやってきたのは、大学時代のフランス文学の恩師、男子学生の憧れの的だった宇佐美悦子。教育方針の違いで学校と喧嘩して、さっさと辞表を提出しフランス文学の翻訳で成功した日本人女性の一人として、雑誌にも取り上げられていた。
長野の別荘地で悠々自適の一人暮らしをしていた悦子の元に、借金取りに追われた男が転がり込んでくる。その男が、倉庫を改造した小屋で自殺してしまったので、遺骨を遺族に返したいので右京さんに捜して欲しいと頼む。
右京さんは、悦子から預かった運転免許を元に男の身元を探ると、以前経営していた宝飾店の向かいに住んでいた寝具屋のおかみさんが、男は自殺するような人間じゃないと話したことをきっかけに、男が殺されたのではないかと再び悦子の元を訪れる。
悦子の家の前で、焼いてるゴミの中にハーブティーの入ったビンを見つけて、ハンカチに一つまみ包んでポケットに入れたやんか。でもあの包み方やとポケットの中ハーブティーだらけになってまうやろって気になったんやけど。
結局、男は悦子を毒殺して財産を乗っ取ろうと入り込んだんやけど、悦子と愛し合うようになり毒殺することを止めるんやけど、仲間と会ってるところを悦子に見られてしまい、話を盗聴されたもんやから、反対に悦子に毒殺されてしまったんよね。
フランス映画風なタッチで、「相棒」には岩盤のようなファンがいる番組やから、いつもとは違う冒険のようなストーリーでも作れちゃうんやろな。洋画に詳しい人やったら、今回の作品は○○ってのと似てるなんて言う人もおるかもしれんよな。
この作品、舞台にもできるよね。例えば、故杉村春子先生とかきっと悦子の役ぴったりやと思うんよね。現役バリバリの女優さんやったら、浅丘ルリ子さんとか麻美れいさんとかでも素敵なんとちゃうやろか。
転がり込んできた男はもちろん国広富之さんも良いけど、内野聖陽さんとか市村正親さんとか、どう?見てみたいよねぇ。
最後の悦子のセリフがおしゃれやったやん。右京さんの答えに赤点を出して「良心の呵責でも罪悪感でもないの。(中略)私は知ってほしかったのよ。私がこんなに愛されたって言うことを・・・。」やっぱりフランス文学の権威やないとこんなセリフはでてけぇへんよね。
しかしドラマが終わったあとの鑑識米沢の事件簿のCMで捜1トリオと米沢さんが麻雀卓囲んでる姿見て、ほっとした村をんなです。
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