必殺仕事人2009 第9話 「怪物親」
「小五郎、迷子に振り回される」
モンスターペアレントをテーマにしたストーリー。
旗本の次男・三男がぐれるなんて話は昔からあったからそんなに抵抗はないんやけど、さすがに今週のストーリーは無茶しすぎやなぁって思ったし。
わが子が少々頭を小突かれたぐらいで母親がしゃしゃり出てくるなんて今までの時代劇で見たことないやん。いくら身分の低い先生でも師を師とも思わん教育なんて江戸時代にはありえへん。そんなん論語とか儒学とか習ってる意味無いしね。
というわけで今週の感想は少なめです。
殺された学問所の新任先生・椿伊織役の池内博之さんやけど、気骨のある武士の顔やよね。NHKでやってた「浪速の華」の時は、坊主頭で出てきてはったけど、昔の梅安さんとか念仏の鉄を思い出させるような感じやったしね。まぁこの二人よりは色気が足りん感じやったけど。
ぎゃーぎゃーわめいてた奥方様方の中から、仕事人に始末される人が出なかったのは不思議やったな。
学問所の講師頭、金でころころ転びそうな奴らしくて良かったんやけど、ちょっと先生の上に立つには品がなかったかもね。
不正を働きかけた偉いさんやってた田中健さん、良い人そうに見えて裏では試験の不正をさせようとしていたんやけど、さすがの貫禄やったなぁ。
迷子で渡辺家にやってきた六助ちゃん、自身番に連れて行かれたシーンで、指でもじもじしてたのが、今時のこまっしゃくれた子役と違い新鮮で可愛かったぞよ。
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