必殺仕事人2009 第15話 「昔の女」
まさかこんな色っぽい話やるとは思わんかったなぁ。私あんまりジャニーズの皆様がご出演になるドラマ見ないんやけど、一応アイドルコードっていうか、"ここまではOK""これ以上は駄目"みたいなんあるとばっかり思ってたんよね。それとも必殺は特別ってことなんやろか?
必殺の話としては、昔の女を殺さなくてはならなくなるっての見たことあるような気がするなぁ。定番かも。
さて本編。場末の居酒屋の女・おゆきは江戸でも有数の料亭・川兆の一人息子の囲い者。その店に襖の張替えでやってきた涼次とおゆきは再会して、焼けぼっくいに火が付いたって奴ですな。
川兆の息子がおゆきのところにやってきたとき、草履もって階段に隠れてるし。完全に浮気相手やん。
川兆の大旦那さんが通り魔に殺され、息子が跡を継ぐと周りの反対を押し切っておゆきを嫁に迎えるんやけど、実はおゆきは性悪女で…みたいな話。
涼次がおゆきのこと、昔は大店の娘やったっていうてたけど、大店の娘が一人で山道歩いてるなんてありえへんよね。で、抜け忍やった涼次が忍者に狙われて傷付いたのを助けて看病してやるのもおかしいやん、嫁入り前の娘が男と2人きりなんて。
どっちかっていうと浪人の娘の方が違和感なかったかもね。歌舞伎でも浪人の娘が親の病気の借金のかたで女郎に売られていくなんて普通やから。
久しぶりに再会したおゆきと涼次がお互いのことを「変わらない」って言ってたのに、旦那が死んだ葬式を抜け出して涼次の前に現れたおゆきには「変わった」って、この感情の動きがなかなかなもんでしたな。
そして、涼次は普段の涼次のスタイルでおゆきを殺してました。良かったんちゃう、いつもの涼次の方がかっこいいかも。
おゆきって性悪女やったけど、涼次の前では昔の無垢な女でおられたんやろな。
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