宇治とか伏見とか
三門を入って天王殿に、でっかい金色の布袋様がドカンとお座りになってます。布袋様も凄いんですが、それよりも私が凄いと思ったのが、大雄宝殿。
ご本尊は釈迦牟尼佛様で、その脇に迦葉と阿難のお二人が立たれていて、その3人を囲むように18人の羅漢さんたちが座っておられるんですよ。普通羅漢さんというとインド僧をイメージした仏像を思い浮かべると思うんやけど、こちらの羅漢さんたちは中国の禅寺の坊さん風とでも言いましょうか、個性豊かな皆さんです。というか仏説阿弥陀経で名前だけは知ってる坊さんが、目の前に座っておられるというだけでちょっと興奮ものでしたが。
阿難さんがなかなかのイケメンで、想像してたより若いのにびっくりちゅうか、なんと言うか。仏説阿弥陀経を読んだことがある方、一度萬福寺訪れてみるのも如何かと思うのですが。
萬福寺のトレードマークになってる魚板・開版(カイパン)。木魚の原形なんやて。結構大きいですが、可愛いです。開版が釣ってある奥に売店があったんやけど、開版をデザイン化したおみやげ物も多数あり。
萬福寺の広大な境内を散策させてもらったんやけど、久しぶりに油蝉の鳴き声聞けたやん。大阪に住んでるともうクマゼミの声しか聞かれへんもんなぁ。
萬福寺をあとにして、京阪の黄檗駅で皆で相談し、中書島へ。駅においてあった手作りの伏見マップを片手に月桂冠大倉記念館へ。
大倉記念館に行く前に、長建寺に寄ったんやけど、こちらは弁財天さんをお祭りしてるということで、折角布袋さんと弁天さんに立寄ったんやから、七福神巡りせんとあかんなということになってもうたという。来年修学院の辺りうろうろしてたりしてね。
月桂冠大倉記念館を拝見し、売店へ。一番気になった商品は昔酒屋さんが付けてはった紺色の前掛け売ってたんやんか。ちょっと欲しかったけど、結局なすの奈良漬買って帰りました。なすの奈良漬って珍しいやんか。まだ食べてないけど。
そのあと、伏見夢百衆でお茶。
酒かすカステラとコーヒーのセットを頼んだんやけど、カステラしっとりした口ざわりでおいしかったですよ。
伏見夢百衆は大正時代に建てられた月桂冠の旧本店社屋なので、大正ろまんの香り溢れるレトロな雰囲気。時期が良かったのか、お客さんもそんなにいてはらへんかったし、のんびりしてたんやけど、これが来年辺りやと大河ドラマの影響で、凄いことになってるんとちゃうやろか。
最後に寺田屋の写真を撮って駅に向かったんやけど、千葉ナンバーの車に乗ってきてたお兄さん、めっちゃ一生懸命寺田屋の写真撮ってはった。来年はきっとこんな人増えるんやろな。
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