怨み屋本舗 第4話 苦い煙草
今回は闇金融を巡る話。
町工場の社長に泣き付かれて、闇金融で金を借りる連帯保証人になった食堂の親父さん。
1日2割の暴利で、社長は150万円を借りるんやけど、借用書にはんこを押した途端、決まりやからと30万円抜き取って現金が渡されるんよね。
食堂の親父さんは、1日30万円の利息なんて払えるのかって言うんやけど、町工場の社長は2日後に元請から入金があるからと言ったので、その言葉を信用してあげるんよね。
でも町工場の社長は闇金融と繋がっていて、全てが芝居やったんやんか。借りた120万円どころか、親父さんが社長に散髪にでも行けといってくれた5000円まで取り上げ、社長は夜逃げしてまうねん。
そっから食堂の親父さんに闇金融の嫌がらせが始まって、食堂の親父さん夫婦は自殺してまうんやけど、実は親父さんの銀行口座の内容を調べ上げ多額の保険料を払ってるのを知って、保険金殺人を企んだんやんか。
この親父さんの自殺を新聞で知った情報屋。情報屋が若い頃住み込みで働かせてもらったことがあって、借金を苦にして自殺するような人間じゃないことを知ってたから、怨み屋に仕事を頼むんやんか。でも怨み屋は煙草を止めることを条件に10円で引き受けてあげるねん。
まぁそんなこんなで、闇金融の男をどうやってはめるかっていうことやったんやけど、闇金融の男に潰れそうな個人営業主のリストと生命保険の写しの束を情報屋が売りに行くんやんか。で、それを確認しにいって間違いないと踏んだ闇金融の男は、上部組織の暴力団若頭に2000万円を借りる。
それを知った怨み屋は、食堂の親父さんに恩を受けた人たちを集めて、闇金融から借りまくって金庫を空にしたところで、闇金融の男がリストに載った借主のところに督促の電話を掛けはじめたら、どの電話も使われてないということではめられたことに気が付くんやんか。それで有り金さらって逃げようとするんやけど、闇金融がパンクしたことを知った若頭が2000万円の利息4000万円払え言うて乗り込んでくるんよね。
そこで揉めてるところで逃げようとした闇金融の男が若頭に刺されて死ぬんやんか。
ちょうど食堂の親父さんの息子が、父親の仇を討つために一人で乗り込んで反対に捕まってまうんよね。それで行方不明になったもんやから、警察に捜索願が出されてて、闇金融屋がもめてるところに警察もちょうど乗り込んできて息子も助かる。
その騒ぎを取材に来てたテレビ局の記者が野次馬のなかに怨み屋を見つけてビデオに撮ったところで来週へ。
情報屋が食堂の親父さんが左利きやったことを、記憶ともらったジッポーから気が付くんやけど、息子と話す機会があったんやから、そこでちゃんと左利きかどうか確かめても良かったんちゃうかな。なんか情報屋が左利きに気が付いたのが得意げやったよね。
食堂の親父さんやってた黒沢年雄さんの演技良かったよねぇ。「人とのつながりを大切にしたいんだ」っていう姿見てて、泣けてきちゃったもん。
闇金融屋をやってたのが黄川田君やったんやけど、悪役もなかなかえぇやん、冷たそうで。でも若頭のおっさんに保険金殺人したこと知られて保険金の8割よこせって言われたあと、自分の事務所に戻って観葉植物相手にぶつぶつ言うてるのとか見てると、強面作ってるんやけど実はストレス抱えてる男の子っていう演技プランやったんかなと見たんやけど。
この回は情報屋がメインやったんで、怨み屋の出番少なかったから木下あゆ美ちゃんのファンはちょっとご不満やったかもしれへんな。
そうそうテレビ東京は、怨み屋1話を前・後編に分けてやってるけど、私はまとめて感想書くことにしました。というか前・後編まとめて見ることにしたんよね、というのも前編は衝撃度がきついねん、このドラマ。1週間待たされるのしんどいんよね。
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