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2009.12.17

相棒 「仮釈放」

 模範囚として勤め上げ刑務所を仮釈放した男が、仮釈放された翌日出かけたまま行方不明になる。
そこでその男の捜査を頼まれたのが特命係の二人。
 男の関係先に事情を聞きに回っているうちに、男が乗って逃げたレンタカーが見つかる。レンタカーが乗り捨てて合ったのは、男の先祖の墓がある寺の駐車場だった。

 そして男が服役中に面会に来ていた女のところに話を聞きにいってるところに、伊丹たちが現れ男が遺体で見つかったことが分かる。
 誰に殺されたのかを推理するのが、今回の話。

 ハセベバクシンオーさんの脚本やったから、ちょっといつもの相棒とは違う雰囲気があって、話に引き込まれたよね。仮釈放された男、アバンタイトルのところで、誓約書を読み上げてたやんか、でそのあとちょっと出てから、ずっと出て来ず過去のシーンとか死体とか。
 推理小説的な進み方とも言えるような展開っていうのかな。

 話を聞く相手も、右京さんとの頭脳比べみたいなんじゃなく、ちょっとした引っ掛けですいすいしゃべっちゃう人ばっかりやし。
 特に更正施設の同じ階に住んでた窃盗常習犯役の人、味があったよね。出演が今回1回だけじゃ、もったいないと思ったんやけど。よっぽど逃げた男より印象に残ってもうたし。

 男は覚せい剤所持で捕まった仲間とその内縁の妻を騙して、1キロという大量の覚せい剤を横取りして隠し、その後捕まったんやんか。
 で仲間と妻に場所を探り当てられる前に、覚せい剤を持って逃げようとしてたんよね。

 結局、刑務官がこの3人の秘密を探り当てて、覚せい剤を横取りしようとしてもみ合ってるうちに倒れた男が墓石で頭を打って亡くなってしまうという話。

 服役囚と内縁の妻の不正通信を盗み読んで、初めは強請ろうとでも思ってたんやろか、この刑務官。それとも覚せい剤を盗んでもどこにも訴えられないから、そっちの方が手っ取り早いと思ったのかな。しかし盗人の上前はねようなんて真似するほうが無理やちゅうねん。
 最近ちょくちょく刑務官絡みの事件があって、服役中の囚人の便宜を図る代わりに金品もらっちゃうとかが多いよね。

 角田課長が、警官や刑務官が捕まって服役したら、他の服役囚からいじめられるって言うてたやんか。この間某少年院で少年たちを苛め抜いてた法務教官たちも、そういう目にあうんやろか。

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