必殺仕事人 第一話「いのちを売ってさらし首」
必殺DVDマガジン 仕事人ファイル 1stシーズン 壱 「中村主水」
1973年4月21日に放映された中村主水が誕生した記念すべき第一話。
37年前やもんね。この時の中村主水はかなり野性的でギラギラしてたなぁ。
でも一つの役を30年以上演じ続けることも奇跡みたいなもんやけど、中村主水がどんどん成熟していく姿を見させてもらえた私も幸せやったなと思えたんよ、このDVD見ながらね。
第一話を見て、改めて知ったのが、元々中村主水は佐渡金山の役人で、そこで念仏の鉄や棺桶の錠と知り合ったこと。わずかな伝手を頼って中村家の婿養子に入ったこと。念仏の鉄や棺桶の錠が江戸に戻れるようになったことを知って、佐渡に飽き飽きしていた主水も戻ってくることにしたんやろか。
でもセリフの中で「江戸に出てきたのを悔やんでる」なんて言ってるんやんか。ということは鉄に誘われて出てきたってことかな。
まだこのころの主水は仕事人をすることに恐れを抱いていたんよね。でも最後の方で腹をくくって、「俺達は悪で無頼よ」なんて言う所のかっこええこと。
あと思ったことは、主水・鉄・錠の関係が同等やったことかな。最後の頃になってくると主水は上置きで若い者ががんばるみたいな関係になってたやんか。その辺も新鮮な感じやったしね。
そうそうこのころの中村家にはちゃんと主水の書斎みたいなんあったで。いっぱい書物が積んであったんよね。まぁその中の1冊がへそくりの隠し場所やったんやけど。途中からどんどん主水の居場所が無くなってたもんね。
ということで、必殺はいずれにしても面白いということを再確認いたしました。
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