必殺仕置人 第二十一話 「生木をさかれ生地獄」
魚屋で働く仙吉は将来自分の店を持つために小さな土地を手に入れるため、月々土地の所有者に少しずつお金を支払っていた。
しかしある日、その土地に備中屋が勘定吟味方平田の別邸を建てるということで、古い幕府の書面を盾に仙吉を追い出す。
平田は佐渡金山奉行に立候補して金の横流しで私腹を肥やそうとしていた。
平田と備中屋の密談中に乗り込んできた仙吉は罪状をでっち上げられ佐渡に送られることになる。
仙吉の恋人・お咲は仙吉の無罪を主張するが受け入れられず、かえって備中屋と平田の手に捉えられ乱暴されたことで、自殺する。
お咲が預かっていた1両で主水たちは備中屋と平田を仕置することになる。
ということで、佐渡に行ってしまった平田に会いに行く備中屋と、佐渡へ流される罪人の警護で主水が同道し、そこに念仏の鉄と棺桶の錠が紛れ込んで、佐渡の金山を舞台に仕置人が活躍するんやけど、21話の中で念仏の鉄が佐渡金山の恐ろしさを語るんやんか。
ということは佐渡にいてたのは念仏の鉄だけやったん???第一話のときにはなんか佐渡で主水と鉄が知り合ったようなこと言ってたのに???なんて感じたんよね。
まぁ、連続物のドラマだと気が付いたらストーリーが少々ずれてくるというのはままあること(仮面ライダー見てたら、めっちゃ実感するもんね)、とはいえ1枚のDVDで隣り合わせになってると、気になるよね。
この回で一番の見ものは、佐渡へ行く主水が妻のりつだけを誘って連れて行っちゃったことかな。夫婦水入らずでの旅行ということで、りつはウキウキやねんけど、主水はどんどんうざくなって行くところがリアルやったんよね。
主水がりつに佐渡へ連れて行こうって言い出したときの夕食のシーンで、家族の中で魚の大きさが一番小さいって主水の心の声が流れていたとはいえ、メザシじゃなかったことに、こんな時もあったんやとびっくりしてもうたという。なんか主水っていつも御飯と味噌汁とメザシしか食べさせてもらってないというイメージがあったもんやからね。
この時期は、同心としても取り敢えず仕事はしてたころやったから、おかずもまあまあやったってことなんやろけど。
最後のシーン、帰りの船の中でりつが、主水が佐渡でりつをそっちのけにしていたことを責めて「帰ったら母上に全部聞いてもらいます」って席を立っ
たとき、主水が使ってた箸をバンって放り投げたんやんか。
その辺がめっちゃリアルでね、きっと嫁さんの愚痴にいらついてる視聴者に共感を呼んだんとちゃうやろか。
そんな主水とりつも、時が経つにつれて、だんだん互いに空気になってたというか、主水無視して母娘で楽しんでたからね。
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