相棒 「顔のない男~贖罪」
先週冒頭の1個小隊は、SATの訓練やったんやね。極限下を設定した2昼夜にわたる過酷な訓練中に起きた事故。
あまりのストレスに精神的に異常をきたしてしまった部下を射殺してしまった小隊長の上遠野。
警察では銃の暴発による事故ということで丸く納め、上遠野は事故の責任を取る形で警察を依願退職していた。
でも事件現場ではとっさの判断で射殺が最善の策として選んだんやけど、人を殺してしまったことで十字架を背負ってしまっていた。
その上遠野を自分の保身のために利用した元政治家の伏見。「一粒の麦 もし死せなずば」という思想によって丸め込んだにしろ、完璧な殺人を実行できる男を身近に置くことが出来たんやから、伏見にとって上遠野は都合のいい男にしかすぎんよな。
上遠野も頼った相手が悪かったんやろうけど、依願退職した人間が再就職しようとすれば、政治家という寄らば大樹の陰っていう選択肢を取らざるを得んてこともあるし。
最後は上遠野は自ら命を断ったけど、右京さんは法によって正しく裁かれなければならないという信条があるから、ちょっと重い決着の付け方やったよね。
さて先週、シーズン9の初っ端ってことで、レギュラーが次から次へと登場してたのに、大河内監察官出てきはれへんなぁと思ってたら、今週やっとお出ましで、1週遅かった分セリフが長かったんちゃうん。
| 固定リンク
「真犯人はお前だっ!」カテゴリの記事
- 相棒 「サクラ」(2018.01.10)
- 相棒 「目撃しない女」(2018.01.05)
- 相棒 「ドグマ」(2017.12.16)
- 相棒 「手巾(ハンケチ)(2017.11.23)
- 相棒 「ケンちゃん」(2017.11.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント