相棒 「9時から10時まで」
12月8日の夜9時から10時までの1時間を3つの場所で同時進行していくドラマやったので、一番最初に相棒のタイトルが出てきたのが、めっちゃ珍しかったよね。ひょっとするとこれが最初で最後なんちゃう、こういう始まり方するの。
1つ目は鑑識の米沢さんに呼ばれて射殺現場で推理する右京さんたち。2つ目はコットンクラブというおしゃれなバーで、神戸とたまきさんが映画帰りに立寄ったんやけど、そこで怪しい男性を見かけて首を突っ込む神戸。3つ目は射殺現場に残されていた伝票に書かれていた貿易会社に乗り込んでいった捜1トリオ。
合間合間にくたびれはてた組対5課の角田課長が登場してたけどね。
神戸が目に付けたのは、トイレで話し合ってた二人がバーでは別々で、一人はカウンターに座っていて、もう一人は不動産屋の親父に景徳鎮の皿を売ろうとしていた古美術商。
たまきさんがたまたま店を休むことを右京さんに連絡したのがきっかけで、右京さんが捜査している射殺事件と神戸が首を突っ込んでいる古美術の商談が繋がっていくという、ドラマの始まりも珍しかったけど、話の展開も面白かったなぁ。
でも古美術商が不動産屋の親父に売りつけていた景徳鎮の皿が1000万円やったんやけど、不動産屋の親父、1000万円にちょっとびびり過ぎなんちゃうん。不動産屋といえば、たいがい最低でも2000万円、上は億超えるような商売してるんやから、金銭感覚もでかいはず。せっかく阿藤さんが1000万円で買おうか買うまいかぐだぐだ悩む小心者の親父を好演してはったんやから、日々1円2円の商売で隣の店としのぎを削ってる小田舎のスーパーとかドラッグストアの社長やった方がよかった気がするな。
不動産屋だって、ぐだぐだ悩むお客様相手に、2000万円や3000万円の不動産売るのに、あの手この手で商売してるんやから。
詐欺師の横田役やってたのが黄川田君やったんですが、なぜか黄川田君が絡むと話がBLになっちゃいますねぇ。
横田が相棒の藤田からの留守電聞いて、裏切られたとめっちゃ目が怒りに燃えるやんか。
でも右京さんから、藤田の死に際の推理を聞いた横田が、藤田は臆病で詐欺師に向いてないけれど俺にはあいつしかいないって言うし、右京さんからは太い絆で結ばれていたのですねぇって指摘されるし。涙ぐんでたしね、横田。
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