相棒 「ライフライン」
運輸会社の倉庫で運送会社の社長・帯川の死体が見つかる。
帯川運送へ捜査に入ると、借金の請求書や督促状がたくさん出てきたことで、捜査2課にいたことがある右京さんに財務調査をせよと命じられたので、そのまま独自捜査を始めてしまう。
去年のボーダーラインに続くラインシリーズってことですかね。見てて辛かったですよ、私も9月まで働いていた職場が倒産同然状態で資金繰りが全くできなくなっていくところを見てきてたからね(運送業界やなかったけど)。
運送業界って、消耗戦やからなぁ。2大大手が値段下げて来るんやから、中小は太刀打ちでけへんわなぁ。
従業員を守らなアカンっていうのは、社長のポリシーとしてありがたいけど、でも社長が資金繰りで苦しんでるのって、社員も見てて辛いで。
ドラマの中では、毎月社長と従業員の給料分が赤字になってるって言うてたやん。従業員のこと考えるって言うんやったら、従業員の次の仕事を見つけてあげて、会社を早く整理する。ほっとけばほっとくほど穴が大きくなっていくもんな。
社長っていうメンツも男にとっては大切なものかもしれへんけど、社長って兜を脱ぐ時を間違えたらあかんと思うんよね。
帯川社長は、ヤミ金の取り立て屋になって、同業者の社長の元にやってくる。新潟の100円ショップの工場の荷物を運ぶという大口の仕事がもらえそうやったのに、ドライバーさんが一人辞めたことで仕事を他の運送会社へ回さなくてはならなくなり、万策尽きてしまう。あとは自分の命だけしか残っていないところまで追い詰められるけど、自殺では生命保険が払われない。そこで…。
犯人は、帯川社長に自分と同じ姿を見たって言うてたけど、それこそ残された犯人の家族や社員はどうなるねんと言いたいよな。
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