相棒 「アンテナ」
深夜、住宅街で女性が殴り倒される通り魔事件が3件起こる。
米沢守の事件簿で米沢さんと共に事件を解決した相原誠がテレビ本編に登場。
何故米沢さんのところに現れたかというと、被害者の女性の爪に残されていた繊維片を米沢さんに調べてもらおうと思ってやってきたんやんか。でも米沢さんも千束署の鑑識と同じ調査方法しかできないと断ってるのを無理矢理鑑識課まで押しかけてきて、頼まれれば何でもするっていう右京さんの言葉に反応しちゃった相原。
そこで右京さんも所轄扱いの事件に首を突っ込む。
犯罪現場近くに引きこもりの青年が住んでいて、夜中にコンビニに買い物に出かけることから、捜1トリオはその青年が怪しいのではと考える。右京さんたちはサイバー犯罪対策課から提供されたログから、ネット書き込みの中に通り魔事件を目撃した可能性のある書き込みを見つけ、そのIPアドレスから引きこもりの青年を訪ねてきて捜1トリオと鉢合わせする。
千束署の相原刑事、3日間の謹慎中に右京さんたちと行動して、その上に引きこもりの青年に目撃証言を聞こうとして、青年の気持ちに土足で踏み込んでいくし、ほんま熱苦しいがな。
9年間引きこもってしまった息子を持ちどうしたら良いのか苦悩する両親、引きこもった本人自身が何故引きこもりになったのか、どうすれば良いのか袋小路に迷い込んでしまっていた。その青年にアンテナの感度が良すぎて、親や教師の言葉にも敏感になりすぐに傷ついてしまうことを右京さんは教える。そして熱血すぎる相原が嫌がられても、関わっていく。
引きこもり青年がアンテナの感度が良すぎるのに反して、犯人の旦那のアンテナ感度の鈍さも際立ってたよね。ああいう旦那さん、どこにでもいると思うけど、一生奥さんにブツブツ言われるんよね、その場は逃れられても。実は私が幼稚園児の頃、弟が盲腸で入院したんやんか。即手術ってことになったんやが、母親としては父に仕事から早く帰ってきて、私を病院から家に連れて帰って欲しかったのに、仕事の後に麻雀して来たもんやから、夜中になったんやんか。どんだけ情けなかったかという話をもうそれから45年以上経ってるのに言うもんなぁ。
犯人は夜中に街を歩いている同年齢の独身女子を殴ることで、旦那への殺意替わりにストレス発散してたけど、現実には子供の虐待に向かったりする事のほうが多いんちゃうん。
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