相棒 「陣川、父親になる」
先週が大河内監察官からの依頼やったけど、今週は陣川からの依頼。
陣川の行きつけの写真屋で働く青井ゆかりは4月2日に出産をする女性を通じて現代社会を描くというドキュメンタリーの取材を受けていた。
そのドキュメンタリーを制作していた川野が自殺したのだが、半年以上取材を受けていた青井は川野が自殺するとは思えず、一目惚れした陣川が相談に乗っていた。
シングルマザーで生きていこうとしている青井は、自分は幸せになってはいけないと思い込んでたんやんか。それは昔彼女の母親が働いていたクリーニング店でアイロンの不始末で火事を出し、同じビルに入っていた喫茶店のオーナー夫婦が亡くなっていたことで自分も子供の頃から罪を負っていたんよね。その姿を取材していた川野。
で、仮ナレーションが入った状態のドキュメンタリー作品を見ていた川野と犯人。ちょうど青井が被害者の遺族から送られてきた手紙を見て涙ぐんでいる姿が映ってたんやけど、その手紙が実は川野が書いたものやったことを知っていた犯人は、やらせ演出を嫌がっていた川野がそんな事をしたことで、自分も将来は川野のようなドキュメンタリー作家になりたいという夢を壊されたために、川野の飲んでいたコーヒーに毒物を入れてまうという。
右京さんが、犯人に向かって「あなたが川野さんを殺す理由なんてどこにもありませんよ」って叱るけど、ほんま犯人の青臭さ過ぎる動機に呆れてもうたがな。純粋培養された中学生や高校生じゃあるまいし。毒物を入手するのって、そんなに容易くないやんか。面倒くさい手続きをしている間に、ちゃんとした大人なら踏みとどまれるんちゃうん。
そういえば現実に最近はあんまり毒物混入事件って聞かなくなったよね。たまにあるのは毒物を入手しやすい研究所員とかが、皆で使う電気ポットに入れちゃったとか。やっぱり入手するのに面倒くさくなったから減ったとみるべきなんやろか。
来週の予告見たら、合田雅吏さんがゲストやんか。今週が助さんで来週が格さんかよっ(笑)。
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