相棒 「シンデレラの靴」
甲斐亨が彼女とスポーツジムに久しぶりにやって来る。そのジムは世界大会銀メダリスト桂馬麗子がイメージキャラクターで、引退した現在でも桂馬はトレーニングの拠点にしていた。翌日の朝、アポロン電機の陸上部監督の高木が殺されているのが見つかる。
右京さんと甲斐亨が桂馬の噂をしているところに角田課長が入ってきて、アポロン電機の次期監督に桂馬がなるかもという週刊誌の記事と高木の事件を右京さんたちに知らせたことで、特命係が首を突っ込む。
桂馬麗子が銀メダルを取ったシーンとか、駅伝で水分補給の失敗で足が吊って走れなくなったシーンとか、スポーツ新聞の写真風に撮ってあったんやけど、その再現の仕方が面白かったよね。
今週は桂馬が講師をしている女子体育大学と、陸上部が有名な名門高校がでてきたやんか。ということで学校絡みが3週目。
高木のパソコンに残っていた写真の問い合わせに高校の陸上部を訪ねる右京さんたち。写真は都の大会で優勝したのでOBの建設会社の社長とその友人からお祝いをもらうところが写っていた。
結局、殺された高木監督が自分の立場を守るために、選手を利用するという嫌な男やったんやな。
コーチが選手だったころにドーピング違反のドリンクを監督から飲まされてその血液を冷凍庫で保存されていたり、桂馬がアポロン電機の監督になる条件として女子高生を入社させようとしているのを知るとその女子高校生にお祝いを渡してるOBの横に暴力団関係者を立たせてみたり。こんな嫌がらせする監督がおったら伸びる選手も伸びないよな。
で桂馬は駅伝でタスキを繋げなかったことで責任をとってアポロン電機を辞めた後、世界大会でマラソンを走って銀を取ってるんやし。
陸上部の部長は、監督の裏の顔知らんみたいやしね。
こんな酷い策を弄する奴でなくても、どこにでもパワハラ親父っているよな。そういうのって転勤してくれそうでなかなかしてくれへんしね。大きな会社ならまだ一縷の望みがあるやろうけど、中小企業となると転勤すら無いなんてことザラやしね。犯人の気持ちが痛いほど分かるっていう視聴者いっぱいいてはったんとちゃうやろか。
右京さんが最後に他に方法は無かったんですかねって言うてたけど、桂馬は女子体育大学で講師してるんやから、そっちに推薦入学させても良かったってことやよね。
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