相棒 「右京の腕時計」
右京さんは機械式の時計が進んでいたので調整の為に時計士さんに即電話連絡するところから始まった相棒。
いくらなんでもまだ8時半やし、いくら右京さんやカイトの出勤時間が8時半やから言うて、ちょっと早いのではないかいと思ったんやけど。
右京さん御用達の時計士・津田さんはCMW(公認高級時計士)という一流の腕を持っていた。
今週は久々に犯人がこの人やろうと分かってて、なぜこの人が殺人を犯さなければならなかったのかってのを推理する相棒らしい話やったよね。
事件は奥多摩の別荘で硫化水素中毒自殺と見られていたのだが…。
硫化水素自殺の設定やから、鑑識さんとか除染作業員とかエキストラの装備もなかなか大掛かりやんか。
米沢さんのところに落語のチケットを持ってくる右京さんたち。「この間無理を言いましたからねぇ」って先週駅のコインロッカーまで被害者のスマホを持ち出してもらったことを言うてるのかな。
自殺した藤井は高級時計輸入会社の社長で、津田はそこの修理部門にいた。一般の職人の手に負えないような難しい修理を任されていた。
で、アパレル会社の社長が津田の名前を利用して若者の手に入るほどの値段で時計を作って売り出そうとしてたんやけど、それを藤井が反対したので、アパレル会社の社長は藤井の会社を買収するように画策していた。
ということなんやけど、今時の若者って携帯を時計代わりにしてて、時計使ってる人って少ないんとちゃうやろか。なのでそんなにしてまで会社を買収してもさして儲からないと思うんやけどなぁ。
津田は18年前にローザンヌフェアという時計の見本市がスイスであって、そこに行ってる間に奥さんが強盗に殺されたという過去があった。
右京さんとカイトによって事件の真相に迫るんやけど、疑問が2つほど。
会社を乗っ取られそうになった藤井社長は会社が買収されたら、自分の首は切られるだろう、そうしたら私は生きていけない、私を命の恩人と思うなら、今度は私を救ってくださいと言って、アパレル会社の社長殺害の片棒を津田に担がせようとしたやんか。
でも藤井社長が津田に親身になっていたのは、奥さんを殺してしまったって言う負い目からでしょ。それに一度人を殺してしまったという秘密を抱えてたら、安易に自分の身を守る為に人殺しって言えるもんなんやろか。今は殺人の時効も昔みたいに15年で切れるってことないやんか。
そして外国時計輸入会社の社長さんが、スイスでやってる時計の見本市に出かけず日本にいるのも変やよね。何度か津田の家にも行ったことがあるってことになってたら、奥さんがどんな考えかも知ってたはずやし、津田がいない時に訪れたからといって、そう気持ちが変わるとも思えないよねぇ。
話は変わるけど藤井社長役の井上純一さんのアイドル時代を知ってる私としては、すっかりおっちゃんになってるのにびっくりやったけど。
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