相棒 「ファントム・アサシン」
ロシア人の男が「ただちに帰国せよ」というメールを見たのち、お金と銃とを持ってバイクで逃走を始める。行き着いた先はhアメリカ大使館で、亡命を申請する。
別の場所では公衆電話ボックスに、小倉健二という人物のレジュメが置いてあり、誰かがそれを見ている。小倉は通勤途中歩道橋から落ちて亡くなる。
その後そのレジュメは歩道橋側のごみ箱に破られて捨てられた。
同じ形式のレジュメに載っていた日下栄介が自家用車の中で絞殺死体で見つかる。
右京杉下さんより先に伊丹・芹沢・米沢の3人が先に出てきてるやん。
やっと登場した右京さん。帰宅しようとした右京さんに話しかけたのはホームレスの一郎さん。
カイトはホテルのレストランで悦子に頼まれて嫌々ながら甲斐次長と会っていた。カイトと悦子の関係も進むんだか進まないんだか、中途半端やもんね。杉下さんからの電話でそそくさと立ち去るカイト。目線見てたら、ぜんぜん甲斐次長の方見てなかったよね。
一郎さんが持ってきたのは破られたレジュメをつなぎ合わせたもので、書かれていた名前が事故死した小倉だったので、右京さんのところに持ち込んだってこと。そこで右京さんたちが事件に関わってくる。
歩道橋の側にあった監視カメラを見つけて画像を見せてもらう右京さんたち。うまいこと木の枝が歩道橋の上部を隠してて、隔靴掻痒やな。
レジュメにはいろんな人の指紋が付いていたが、その中の一つが内閣情報調査室総務部門の主幹で、警察庁から出向している社美彌子のものだった。
米沢さんの日本における情報調査関連のセリフ、超長い。それをトチらないように必死でしゃべってるって感じやったよね。
それで社に話を聞きに行く右京さんたち。
するとレジュメのファイルごと保管していたのが無くなっていることが分かる。
ヤロポロク・アレンスキーというロシア情報機関のエージェント。ヤロポロクの直属の上司が武器輸出の汚職で捕まり、ヤロポロクが極東の担当者として名前が挙がった、本人は全くの濡れ衣と主張しているが本国に帰っても処罰さえるし、日本にいても身の安全を守れないためにアメリカに亡命。
ということはヤロポロクは武器関係の情報を集めていたのかな?
その後、CIAから1通のリストが送られてきて、日本での情報協力者たちのリストだった。その説明をしているときに天野室長が現れる。
リストには7人の名前が載っていた。そのうち3名が殺害されていた。ここで連続殺人だったことが分かる。
情報協力者の1人、自衛官が刺されたシーン見てて、相棒ファンならこれって自作自演やろって思っちゃうよねぇ。
生存している4人が次々に尾行を巻いて、行方をくらましてしまう。
社を尾行していた右京さんたち。右京さんたちを動揺させようと幸子のことや悦子のことを話す社。右京さんは別に幸子のことを話されても痛くもかゆくもないけど、カイトは悦子がカイトと甲斐次長が仲が良くないことから結婚に踏み出せなくなってることを思い出して、ちょっとセンチメンタルになってるやん。
とある別荘に社と共に現れた右京さんたちに嫌味を垂れる天野室長。ここには4人の生存者たちも集められていた。
夕ご飯を食べてる時に外は豪雨やし、これは雨に降りこめられた密室殺人でも起きるのか?って思ったら、与党の代議士先生、別荘を出たところで殺されてたやんか。
豪雨の中の現場検証たいへんやな。伊丹と芹沢は現れたけど、さすがに米沢さんは来なかったなぁ。
右京さんお得意のひっかけ推理、自衛隊員がすべての殺人の犯人だと主張しちゃう。確かにこのメンバーの中では肉体的に訓練されてるし、一番可能性は高そうに見えるよね。
ここで自衛隊員は怪我をするように命じたのは天野室長だと自供する。
右京さんは殺した人間が殺されていくという種明かしを始める。で、気になったのは政治部記者。刺されて即死ではなかったのに、なんで救急とか警察とか呼ばへんかったんやろ。再現ドラマ見てると、それぐらいの余裕はあったけどね。記者やってるぐらいやから、携帯電話は常に持っていたやろうに。
天野室長って警視庁公安部長や警察大学校校長など数々の重職を歴任してこられたって右京さんは言うてたけど、それにしてはちょっと威厳が無いんちゃう。数々の住職を歴任してきた人なら、しゃべらなくても威圧感があるみたいなところがあるはずやん。
警視庁公安部課長だったころ某国のスパイと通じているノンキャリの官僚を守秘義務違反で立件しようとしたが法律実務の壁に阻まれて立件できなかった。それが無念だったとか。課長ってことはまだ若い頃のことやんか。それをずーーーっと根に持ってたんや。それでロシアのスパイの情報協力者を消そうとしてたって、なんかちょっと精神的に危ないんちゃうん。そんな顔つきしてたし。
本当ならそれほどのキャリアがあれば今頃警察庁とか警視庁長官ぐらいにはなれてるはずやのに、なぜ自分が長官になれないのかと考えたときに課長時代のあの件が立件できていれば今頃はなんて、思い続けてたのかもしれへんよな。
東京拘置所で社と接見したときに、内閣情報調査室が自分のゴールと思っていたって言うてたから、どこかあきらめてた感もあったけどね。
社は人事刷新ということで、警視庁広報課へ出向になる。ヤロポロクとの間に子供がいることは室長しかしらないってことなんや。
最後に右京さんが、社のことが気になるって言うてたけど、これってこのシーズンの最終回にまた社が絡んでくるってことなんかな??
サブタイトル、ファントム・アサシンって私は英語が全然ダメなんで、検索してみたら、ファントムは幻でアサシンが暗殺者。幻の暗殺者って、右京さんのセリフにいっぱい出てきてたやん。直訳みたいなサブタイトル、ちょっと煙に巻いたみたいな。
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