相棒 「米沢守、最後の挨拶」
鵜 どう見ても関係なさそうな3件の事件で同じDNAが出てきたことで、連続殺人事件として世間の注目を集めていた。
そのDNAが米沢のものだったので、警視庁は大騒ぎに。内村刑事部長から謹慎を言い渡される米沢。
なぜ米沢がこんな事件に巻き込まれたのか、心配して米沢のマンションにやってくる右京さんたち。
めっちゃ思わせぶりやんか、呼んでも出ないから心配して管理人さんに鍵開けてもらって部屋に入ってきたら、倒れている米沢が。でも寝てただけやったって。
米沢の上司、長谷川課長と山崎係長。所轄から警視庁に引き上げてくれたのが長谷川課長で、鑑識のいろはを教えてくれたのが山崎係長、この二人のキャスティング、なかなかイケてるやんと思ったもんなぁ。普段、犯人役とか癖のある役が多い大高洋夫さんが長谷川課長、まじめな刑事役とかが多い池田正典さんが山崎課長やってはった。
特命係が刑事部長に睨まれてること知ってる長谷川課長は特命係が絡んでくるの迷惑そうやったけど、山崎係長は特命係の事件解決能力の高さを知ってるから頼りにしてる風やったよね。
山崎係長が協力的なんで、鑑識の部屋で米沢さんの道具を入れてる鑑識ケースを見ることができたんやろな。
第1の事件現場近くで、鑑識ケースに紛れ込んでいたカイヅカイブキが植えられているのを見つける。というシーンであれってカイヅカイブキって言う名前やったのを初めて知った。けどカイヅカイブキって、どこにでも植わってるやん。だいたい昭和時代に庭付きの家建てたら、たいがいあの木を前栽にしてたんちゃう。
鑑識を呼んで、米沢の後輩鑑識員にゲソコンを採取してもらう右京さん。
第2の事件現場へ。今回はあまり出番のない伊丹と芹沢が案内。ここでもゲソコンを採取。第3の現場でも同じゲソコンが見つかる。
公表はされてなかったけど、第4の火災現場でも米沢のDNAが見つかっていた。ボイラーが爆発炎上したという設定やったけど、この撮影してた場所、よくこんな場所あったなぁって感心するぐらいぐちゃぐちゃに壊れてたよね。
ここでは同じゲソコンは見つからず。第3の現場まで見つかってたゲソコンも全国で5万足も売れた極めて一般的な物だったということで、手がかりとしてはかなり厳しい様子。
花の里で米沢との会話から、事件の糸口をつかんだ右京さん。どの事件も米沢は自宅から直行していた。寒い鑑識車の中で着替えてたんで、風邪をひいてしまったらしい。
米沢と示し合わせて、犯人と思しき人物をひっかける右京さん。なんと米沢の部屋にコンセント型の盗聴器が仕掛けられていた。いやぁ、今までコンセント型の盗聴器をあちこちで見つけ回っていた米沢が、灯台下暗しというか、まさか自分にはそんな目に遭うとは思ってなかったんやろな。
犯人は米沢が住んでいたマンションの管理人。犯人が分かってから改めて見たら、ヒントになるような撮り方してたよね。
管理人は電車内での強制わいせつで逮捕された前歴があり、被害者の衣服と同じ繊維が手から検出されたことが決定的な証拠となっていた。
それで大手理学研究所を退職せざるを得なかったことで警察と鑑識を恨んでいた。その恨みのはけ口が米沢に向かったってこと。
右京さんが、ハイルブロンの怪人の話をしてたけど、実は私も数年前ネットでこの話を読んだことがあって、このストーリー見ながらそれをネタにしてるんちゃうんかなって感じてたんやんか。
第4の事件は真面目な係長が自分のミスをどうせ辞めさせられるであろう米沢に押し付けちゃったという。
右京さんが解き明かした第4の事件は工場の経営者がゴミ捨て場にゴミを捨てに行ったとき、誤って割れた蛍光灯で手を切る怪我をしたんやんか、で工場に戻ってきたら火災に巻き込まれた事故やったんやけど、この経営者のおじさん踏んだり蹴ったりやん。(大きな声では言えないけど、ちょっと都合が良過ぎな気もしたけどね)
米沢が山崎係長に挨拶してたシーン。山崎係長、涙がぽろぽろ流してはって、凄い気持ち入った演技やったやん。
最後、わんさか警察が集まって捜査してるシーンで、しゃべりながら規制線から現場に向かって入って行く右京さんたち。またどうせ伊丹に嫌な顔されて、特命係はお帰りくださいって言われるのが目に見えるようやん。
米沢は復職し、係長がいなくなったことで責任が重くなった。右京さんたちはぼちぼち米沢が役職についても良いかなって思ってたみたいやけど、役職につくと今までみたいに、右京さんたちのお願いを聞いて上げにくくなるんちゃうん。
| 固定リンク
「真犯人はお前だっ!」カテゴリの記事
- 相棒 「サクラ」(2018.01.10)
- 相棒 「目撃しない女」(2018.01.05)
- 相棒 「ドグマ」(2017.12.16)
- 相棒 「手巾(ハンケチ)(2017.11.23)
- 相棒 「ケンちゃん」(2017.11.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント