手裏剣戦隊ニンニンジャー（２月４週目）

　忍びの１　俺たちはニンジャだ！

　久々に伊賀崎忍術道場に戻ってきた伊賀崎天晴。あっぱれと書いてたかはると読ませるんや。
　門を入ろうとすると、突然小爆発が起こって、飛ばされる天晴。そこに足軽姿の怪人がわしゃわしゃ出てきたけど、色が青やし、なんかウラタロスっぽく見えたやん。
　
　早速アカニンジャ－に変身して足軽と戦ってる隙に、爆発で壊れた建物の中にあった箱から金色の打ち出の小槌みたいなのを取り出すキツネ面の妖怪。これが幹部かな。

　次に登場してきたのが、伊賀崎風花。この子が天晴の妹で白担当。そこに父さんが顔を出す。放浪の旅に出ていた天晴を呼び戻し、いとこたちを呼び寄せていた。
青が加藤・クラウド・八雲、イギリス在住。
黄担当が松尾凪、手裏剣の達人みたいやん。
桃が百地霞。年齢的には凪や風花よりも年上なんかな。

　伊賀崎の歴史。戦国時代、天下を恐怖で統一しようとした最強最悪の武将・牙鬼幻月との戦いを繰り広げ倒したんやけど、牙鬼は予言を残した。４４４年後にもう一度天下を恐怖で支配せんと。

　４４４年後に予言通り妖怪になって出現した牙鬼を封印して決戦を終わらせたのが天晴たちの爺ちゃん伊賀崎好天（よしたかと読む）。

　父曰く、その予言の４４４年後は数え間違えていたらしく、数えなおすと４４４年後とは今年かもしれないって。

　父がみんなに忍者一番刀を渡そうとしたら、霞はまだ大学生だし、八雲はイギリスで魔法のレッスンが残っていて、凪は基礎しかやったことが無くってことで、あんまりやる気なさそうやん。

　でもキツネ面の妖怪が小槌を振るったら、幻月が封印されている岩から牙鬼幻月が復活し、町中に妖怪の足軽がうじゃうじゃ溢れ出す。
　
　幻月が一番最初に送り込んできたのは妖怪カマイタチ。

　ラスト忍者好天の孫として、カマイタチに戦いを挑む天晴。まだ変身もでけへんのに、父が残りのメンバー分の忍者一番刀を持って現れる。

　忍者一番刀に手裏剣をセットして変身。いよいよ名乗り上げとアクションですが、変身後の切れ味が良過ぎるやん。

　やる気のない変身前とのギャップがかなりあったけど、完全にシンクロするのにどれぐらいかかるんやろ。

　カマイタチが倒されると、例のキツネ面の妖怪が小槌に紫色の手裏剣をセットして一振りすると、巨大化する。

　それを見た好天が手裏剣を天晴たちの前に飛ばす。見たことが無い手裏剣と言いながら、それを使っちゃうニンニンジャーたち。もしそれが幻月から来たものやったら、大変なことになるかもしれへんのに、全く無防備というか。取り敢えずなんでもやってみるってのが、天晴のキャラクターなんやろな。

　その手裏剣を忍者一番刀にセットして回転させると、ビルの前面が回転してロボが出てくるし、青いドラゴンが飛んでくるし、道路が回転してダンプが現れるし、リニアがでてきたり、犬が出てきたり。小さなお友達が好きそうなものばかりを集めてきた統一感の無さ。
　こういうのも珍しいよね。

　初めての巨大ロボ戦なんで、みんな慣れなくて苦労してる。赤いロボなんかカマイタチに壁ドンされちゃってるし。

手裏剣合体、赤のロボが真ん中の椅子に座っちゃうというおもろい造形やな。で、椅子から飛び降りて戦っちゃったりするんや。
　この戦いのシーンのＢＧＭ、一世風靡セピアの「前略、道の上から」の曲に雰囲気が似てるやん。

　巨大ロボが倒されると、手裏剣が１個地面に落ちる。封印の手裏剣ですか。これを回収していくのがニンニンジャーの仕事みたいやな。

　なんとみんなが死んだと思ってた爺ちゃん好天が現れる。おしゃれなじいちゃんやったよね、ラブアンドピースをもたらせって。

　だいたい戦隊のメンバーって一人ぐらいはこっそりベテランが混じってたりしてみんなを引っ張っていってくれる安心感みたいなのがあるけど、今年の戦隊メンバーはだいたい同じキャリアぐらいに見えるよね。それにアフレコもまだまだやし、ただもう頑張れとしか言いようがないよな、今の段階では。
　私の印象としてはシンケンジャー７割＋ハリケンジャー３割ってところなんですけど。