手裏剣戦隊ニンニンジャー（８月４週目）

　忍びの２６　夏だ！ラストニンジャレース中間発表！

　今回の妖怪はネコマタをそのまま使ってもうたマタネコ。ニンニンジャーの中で一番印象に残る妖怪やよね。２週にわたって出てきただけやなく、マタネコとして再登場させちゃうんやから。ただしネコマタほどの能力があるわけではなく、時間を遡れないし胸についてるのはただのストップウオッチなんやて。ネコマタはマタネコのはとこの友達のお兄さんで生まれた時から面倒を見てくれて、妖怪としてのいろは一からを教えてくれた。

　マタネコはネコマタの臭いを嗅ぎつけて、すぐに伊賀崎家を見つけちゃう。マタネコにジュッカラゲの尾行が付いてないやん。あれだけ執拗に伊賀崎家を探し出そうとしてたのをすっかり忘れてるんかいな。なんの防御もしてないから、マタネコはあっさり入って行っちゃってるし。

　場面は変わって伊賀崎家の居間。ニンニンジャーたちは映画を見て帰ってきたところに、好天爺ちゃんがみんなを待っていた。
　そしてラストニンジャレースの中間発表をすることに。

　まず５位は八雲。今回が２６回目なんで、半分強が済んだところで前半を振り返るっていう趣向なんや。ちょっとだけ懐かしかったよね。
　４位はキンジ。３位は霞。２位は凪。そして残ったのは天晴と風花。もうここで視聴者は多分６位は天晴やろなって思ってたはず。

　で、思ってた通り天晴が６位で、お爺ちゃんの理由としては天晴の場合燃えるだの熱いだのバカの一つ覚えだからなって言われてるし。そして天井から落ちてくるたらいが天晴に命中。この上から落ちてくるたらいっての、ドリフターズのころからの定番やから、もう４０年以上使われてるギャグやと思うねんけど、ぼちぼちたらいを手に入れるのが難しくなってるような気がするんやけど。

　さてこの爺ちゃんは、マタネコが化けているというのを見せつつ、マタネコの目的はランキングによって６人を仲たがいさせることやったのに、天晴は爺ちゃんが自分を最下位にしたのは初心に帰って鍛え直せっていってるんだ、最下位からてっぺん目指してやるんだって、めっちゃポジティブシンキング。
　その言葉を聞いたニンニンジャーたちは結束しちゃう。ここが兄弟親せきの強みやろな。で、まずいと思ったネコマタはクイズ大会を開くことに。

　クイズ大会なのに、笑点の大喜利スタイルで、ポイントに合わせた座布団に座ってる。もちろん天晴は座布団無し。お互いにクイズを出し合うってどうなん？と思ったよね。座布団運びはお父さんかよ。
　八雲の問題、僕は今まで何回イージーだなと言ったでしょう？今までのイージーだなって言うたシーンを集めてるやん。編集ご苦労様でした。
　凪の問題はシルエットクイズってことで忍手裏剣のシルエットなんやけど、私なんか全部同じやんって思って見てたもんね。
　風花の問題はイントロクイズ、イントロを聞いてどのオトモ忍が出てくるか当てるって、これも今まで全部違ってるなんて思っても無かったし。
　答えるために天晴が走って前に出てくるんやけど、浴衣の裾がはだけるのを気にしながらやったんがちょっと可愛いやん。でもこの問題、座布団に座ってない方が有利かな。
　ふと思い出したんやけど、だいたい男子は夏場は浴衣の下にはステテコはいてたよな。天晴にしてもキンジにしてもステテコはいてないから、小走りになった時に生足が出てまうんやんか。キンジなんか、かなり危なかったし。

　さっきからどうも爺ちゃんの様子が怪しいと思ってた霞が問題を出すことに。霞は奥の部屋から爺ちゃんを連れてきて、どちらが本物の爺ちゃんでしょうって問題を出す。
　霞がまたたびを取り出して床に投げたら、それに反応した偽者じいちゃん。顔にひげ書いて、普段の好天爺ちゃんの時とは違ってキュートな演技の笹野さん。

　マタネコ、ばれちゃったんで逃げ出していく。広場で戦いが始まるんやけど、マタネコが打ち出の小槌を拾って、天晴のおでこをそれで叩いたら、なんと超絶赤ニンジャーが巨大化しちゃう。その巨大化のポーズが完全にウルトラマンやんけ。

　で、それを見たマタネコも自分の頭をたたいて巨大化しちゃう。そこにシノビマルもやってきて、これは珍しいツーショットやんか。

　そしてマタネコを一刀両断するんやけど、その時のマタネコの捨て台詞が「またそっくりな奴が来るぞ」やったよね。なんか年末ぐらいに来そうな気がしてきたな。

　十六夜が無くした小槌も無事十六夜の元に戻ってきたし。でもなんで十六夜があんなに大事な物を無くしちゃったのかというのも気になるよね。

そう言えば、マタネコの胸についていたストップウォッチ１回も使わなかったよね。