相棒 「秘密の家」
年に一度、組対5課に頼まれて参加する右京さん。角田課長を筆頭に指名手配中の暴力団員が潜んでいるらしい工場を取り囲む。
不動産屋の社員が鍵を持ってきたんで扉を開けて、中をのぞき込む角田課長。まるで撃ってくださいって言わんばかりやったよね。それはちょっと無謀ちゃうんってみてるこっちも思ったし。
そしたらしっかり撃たれて倒れてる。まぁ防弾チョッキが無事やったんやけどね。どちらかというと倒れたときに頭を地面で打つ方が怖いかな。
右京さんが冠城について、臆病ですねと言ってたけど、ずっと右京さんを盾代わりにしてたんやから、そう言われてもしゃーないよね。
さて手配中の暴力団員は無事捕まったんやけど、右京さんは近くに真新しい南京錠を見つけてしまう。そして部屋の中に子供がチラシの裏に書いたお母さんの似顔絵(誕生日プレゼント)が右京さんのアンテナに引っかかる。
チラシに書かれていた駅の最寄りの小学校で娘の名前を問い合わせたら一人しかいなかったので、そこに訪ねていくという、そんなんで刑事さんが訪ねて来られたら、ほんまびっくりするよね。
そして学校に娘・ひなたの出席を確認したり、父親神田の会社にまで行って話を聞きに行ってるやん。神田がそんなことで警察に嗅ぎ回れるのは正直気分のいいものではありませんと拒絶されるのも当然やんね。
右京さんはひなたが誘拐されたのではないのかと疑い始める。誘拐の線で、ひなたの祖父で首都警備保障の社長のところにまで行っちゃうなんて、かなり強引な捜査してるよな。
右京さんの強引な捜査で浮き上がってきたのは、ひなたが誘拐されたのではなく、ひなたの母親・志乃が誘拐されたこと。それも会社の資金繰りが苦しくて倒産しそうな神田と1000万円の借金がある神田の高校時代の友達・沼田が二人で。
そんな時、ひなたが誘拐され6000万円要求される。それは右京さんが志乃に頼んだ狂言やったんやけど、それに引っかかって廃工場に来てしまった神田。素直に志乃の父・川口に援助を頼めなかったかというと、神田と志乃はできちゃった結婚やったんやけど、その頃神田は無職で結婚の許しを得ようとあった川口に反対されたから。元警察幹部で警備会社の社長をやってるぐらいやから人を見る目は確かやもんな。いくら娘が惚れた相手でも、一目見ればだいたい分かっちゃうやろ。きっと神田は変な男のメンツがあって、川口に頭下げたくなかったんちゃうやろか。
右京さんは神田に向かって、家族のためにあなたは何をするべきか必死で考えるべきですって説教してたよね。共犯になった沼田の分も含めて6000万円を少しずつでもいいから川口に返していくべきやろ。会社も小さくして、地道にコツコツやな。
右京さんは川口にあなたには警察でも同じことを言ってもらわなければいけませんって言うてたけど、立件せずに丸く納めちゃうんちゃう。最後に川口にやりと笑ってたからね。それに志乃が神田を告訴するとは思えないし。
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