相棒 「警察嫌い」
本日の現場はマンションの一室。一人暮らしの若い女性が被害者やったんやけど、なんと珍しいことに米沢さんが現場写真撮ってるやん。たまにしかやらないからか、どことなくぎこちないよね。被害者は政経学部に通う女子大生。
ホテルのレストランでやくざに殺人事件のことを聞かれる角田課長。殺されたのがそのやくざの娘だと分かった時に周りのテーブルの人間が立ち上がったの面白かったよね。どれだけで取り囲んでんねんって突っ込んじゃったし。
右京さんと冠城が被害者の部屋で実況見分しているとき、向かいのマンションのベランダに人間が出てくるのが見えたので、それに引っかかる右京さん。そこでその部屋を尋ねていくことに。部屋の住人は青木という若い男性。
部屋に招き入れてもらったので青木に話を聞くことに。犯行の一部始終を見ていたのに通報しなかった青木。通報しなければならない義務はないので協力したくないという。これはドラマ上のことやけど、世間にはいろんな人がいるから、そういう人もいるんやろなぁ。今まで捜査協力したくない人がいるなんて思いもしなかったもんね。
捜査1課では被疑者を3人確保していた。第一発見者の男性。被害者の恋人の女性。被害者の知り合いの男性。この3人に対して3組の刑事が事情聴取をしてるんやけど、伊丹んところはいつもああやけど、他の2組はまた違ったやり方で面白かったな。
そんでもって3人から自白を引き出しちゃったって。内田刑事部長からめっちゃ嫌味言われてるし。
特命係にやってくる伊丹達。どうも角田課長から右京さんたちが目撃者に会ったことを聞いたみたいで、探りを入れに来たんやな。そこで青木が通報する気が無いことを教えてもらう。でも右京さんたちも引き連れて青木に会いに行く伊丹。
面通しの依頼をあっさり断っただけやなく、なんと犯行の一部始終をビデオで録画したって、おいしいこと言い出してるやんか。
伊丹は録画したビデオを提出させるために裁判所に令状を申請する。が、いつも便宜を図ってくれている裁判官が令状を出してくれなかった。というのは冠城が裁判官に直談判して発行を踏みとどまってもらったから、表向きは何の罪も犯していない一般市民に別件容疑をかけて証拠を提出させるなんて良くないことと言いつつ、冠城の本心は右京さんがどんな方法で真犯人をあぶりだすかに興味しんしん。
そこで冠城はよりにもよって被害者の父親でやくざの親分に真犯人を見た人間がいるという情報を流しておいて、青木に暴対法すれすれで揺さぶりをかける。それを知った角田課長、めっちゃ怒ってたし。右京さんがなかなか動きださないからって、やり過ぎよね。角田課長が右京さんがさっさとこの事件を片付けないから、これから先冠城が何をしでかすか分からないし、連帯責任だとかって怒鳴り散らして、部屋から出ていく。
そん時の右京さんの冠城をにらみつける顔、かなり怒ってたよね。
いよいよ動き出した右京さん、青木をオシャレな喫茶店に呼び出す。そこで3人の被疑者の写真を並べる。角田課長と小松と大木やんか。この写真見て笑っちゃったもんね。
目撃者が立ち去ろうとしたとき、ある人物に反応する。それで真犯人が誰であるかが分かる。それを仕組んだのは右京さん。
今度は青木の方が騙されたって怒ってたけど、スマートなやり方やったなぁ。
目撃者の家にまで行って、犯行の一部始終が録画されたメモリーカードを受け取るんやけど、青木がそのカードを壊そうとしたとき、証拠隠滅罪になりますよって忠告するやんか。証拠隠滅罪って犯人以外の人が問われる。犯人は証拠を隠滅するのが当たり前と考えるので、証拠隠滅罪にはならないって聞いて、へぇぇぇぇやったもんな。
最後、帰宅しようとした冠城にお説教しようとする右京さん。とても長くなりますよって意味深な終わり方やん。去年、自分が育てますと大見得切ったカイトが裏で殺人を犯してたから、なんか今期の右京さんは人を信じきれてない感があるよね。
脚本が輿水泰弘さんやったんで、キャストの動かし方(特に冠城の)が分かってるし、伏線も張ったみたいやし、面白かったな。
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