相棒 「守護神」
冠城が副総監・衣笠による警視庁サイバーセキュリティ対策本部そのキーマンに聞くというビデオを見てる。
警視庁の広報課の課長・社美禰子本人が画面に出た方が閲覧数が稼げるなんて話をする冠城。
場面は変わって警視丁サイバーセキュリティ対策本部5課に、昨年の相棒「警察嫌い」に登場した青木がいてる。冠城との見に行く約束してたみたいやな。冠城が社との約束を優先して青木の方を断っちゃった。
冠城が広報課所属になったのは、総務部か警務部のどちらかで引き取ることになって、コイントスで決まっちゃったのか。なまじっかキャリア官僚だっただけに扱いにくいよな。
そんな話をしている社を見張ってる怪しい男。
伊丹と芹沢が冠城の話をしながら廊下を歩き、玄関の受付のところまで出てきたところで人を殺したという女性が現れて、ストーリーが始まる。
冠城が社を連れて花の里に、ここでの世間話で最近特命係が暇みたいな話が出てたけど、それって米沢さんが鑑識からいなくなって、右京さんが好きそうな事件を持ち込まなくなったからやよね。
今回の事件、人を殺したと言った女性は殺害方法は呪い殺したということだったので、伊丹達は女性・はつえを釈放する。はつの祖母は田舎で一人暮らししてるみたいやな。
特命係では右京さんが青木とチェスやってる。青木のチェスの腕前がなかなかなものみたいで、右京さん喜んでるやん。今まで右京さんとチェスの対戦をした相棒っていなかったような気がするなぁ。青木がなぜ強引に警視庁に入れたのか。青木の父親が衣笠の幼馴染。
衣笠の部屋にきて冠城を特命係に放り込んでおけばどうかとそれとなく配置換えを打診しにくる甲斐。特命と聞いて、息子の話を持ちだす衣笠。そうなると甲斐も苦虫を噛み潰したようになっちゃうよね。
右京さんに青木が人を呪い殺すのは可能かどうか聞いてくる。これから右京さんは事件に首を突っ込むことに。なんと右京さんがはつえの勤めているネイルサロンに来て、爪の手入れをしてもらいながら、先日起こった事故の話を聞き始める。ネイルしてる以上お客さんやから、逃げるに逃げられないよね、はつえ。はつえの名字が来栖やて、いかにも謎を秘めてそうな名前にしてるやん。
呪い殺したと言えるということは過去にもそうしたことがあったのかと問いただす右京さん。そこで過去にも2人いたことを知り、過去の新聞を集めてきて特命係のホワイトボードに張り付ける。
青木と冠城が食事に行くのは警察学校の同期になっちゃったんや。部屋に戻った青木が右京さんと冠城の写真の目のところに画びょうを押してたやん、めっちゃ呪ってるし。
カラオケ店で右京さんとはつえの幼馴染の梶原が接触する。そこでなぜ呪い殺すことに何の疑問も生じなかったのかという話になって、はつえのおばあちゃん・トヨがいたからと梶原が答える。
その時トヨが立派な祭壇に向かって祝詞をあげてたやんか、周りには火のついた蝋燭が立った燭台が何台も置かれてて、いかにも怪しい雰囲気やったよね。
同級生が亡くなった場所も首刈峠やし、なんか横溝正史っぽいやんか。
だいたい相棒ではシーズンに1作は横溝正史っぽい設定のストーリーがあるよね。別に悪いという訳ではなく、私も横溝正史ブームの時にはがっつりはまってたから。
右京さんがトヨに興味を持ったようで、青森まで出かけていく。バスが首刈峠を走ってるんやけど、これってドローンで撮った映像かな。いよいよ相棒でもドローン使うんかと思っちゃった。都会では飛ばしにくいけど、こんな山奥やと大丈夫やろうしね。
社に冠城が右京さんの調査してる事件に関わってることを知って、人を呪い殺す方法が分かったらレポートして提出するようにって冗談めかして言うてたので、堂々と右京さんと青森に行っちゃってるやんか。
そんなこんなで呪い殺す方の犯人はどんでん返しもなく、やっぱりなというところに落ち着いたよね。いかにも怪しい雰囲気のトヨとか、真面目な梶原とか、二人とも言動から常識人って分かるやん。
相棒の初回と言えば、このシリーズはどんなことをテーマにして、正月SPとか最終回SPはどんなになるのかなと想像を掻き立てられるんよね。
今年は副総監の衣笠と青木がどう右京さんたちに関わっていくかがポイントやんか。青木が父親のつてを頼って衣笠に接触し、衣笠も特命係にいたカイトが殺人犯になったこととか、警視庁のえらいさんとしてはあってはならないことやから、気にかかっているところやったやろうし、青木を中途採用することにしたんやろなと想像できるやん。
そう言えば、とうとう伊丹もスマホ使ってるやん。たぶん芹沢に、先輩いつまでガラケー使ってるんですかなんて煽られちゃったんやろか。スマホ持ってても、通話とメールしか使えてないとは思うけどね。
来栖の事件が終了した後、冠城は法務省の元上司に呼ばれて、社について聞かれる。青木からもロシア語講座のDMについて調査した話を聞かされていた。エレベーターを降りて出ていったけど、そこに社を尾行している男が立っていた。
冠城は元上司から、社について何か気になることがあったら報告してほしいと頼まれた。冠城は社に自分を特命係に異動して欲しいと言う。冠城は社の家から出てきた娘の写真を社に見せて、それで察しは付けてくださいと言い、自分のスマホを社に差し出す。ほぼ脅迫みたいなもんやな。冠城の意向を汲んで、社は甲斐に頼む。甲斐は衣笠に頼みに行く。頼まれているような気がしないと衣笠に言われて、頭を下げる甲斐。ありゃぁ頭下げちゃったよって思ったし。
甲斐が頭を下げてまで、特命係に異動になったなんて、冠城知らんもんなぁ。
最後、豪雨の森の中で誰かが人間を埋めてるやん。相棒ってこういうの好きやよね。そして社を尾行していた男が冠城の元上司の部屋にいるけど、ちょっと映画っぽい画面やな。これが映画に繋がってるのかな。あの埋められてた男って尾行してた男とちゃうん。こんなところから映画の伏線が貼られてるのかよっ。
| 固定リンク
「真犯人はお前だっ!」カテゴリの記事
- 相棒 「サクラ」(2018.01.10)
- 相棒 「目撃しない女」(2018.01.05)
- 相棒 「ドグマ」(2017.12.16)
- 相棒 「手巾(ハンケチ)(2017.11.23)
- 相棒 「ケンちゃん」(2017.11.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント