相棒 「嘘吐き」
古いアパートに住む売れてない漫画家の女の子。漫画を描いていると隣の部屋から男女の争う声が。
こちらからうるさいと壁を叩くと、隣から反対に壁を凄い力でドスンドスンと叩かれて、いやぁ隣にそんな人が住んでたら怖いよね。
それでも漫画を描き続けていると、表で何か音がしたのでこっそりドアを開けて覗くと、隣の部屋の前に金髪の兄ちゃんと派手な姉ちゃんが立ってこちらをにらんでる。
元々隣に住んでた女性は細くて背が高くて地味な人、兄ちゃんが手に持っていたのはのこぎりや金づちが入った袋。そんなことを右京さんたちに説明してるやん。3人がいる喫茶店もめっちゃ昭和な雰囲気やったけど。
隣に住んでた女性が違ってることを大家さんに相談に行くねんけど、その日の夜から中年の男女が隣の部屋に入って行って明け方に帰って行くようになっている。
なぜ右京さんたちが漫画家の女の子の話を聞くことになったかと言うと、冠城が角田課長に頼まれて所轄に証拠品を届けに行ったときに、その所轄で門前払いにあってる三ッ門カノンを見つけたから。
所轄に証拠品を届けると、絶対事件に巻き込まれてまうよね、特命係は。
ちょっとオカルト風に始まった相棒。
隣の部屋に話を聞きに行く右京さんたち。部屋の中に丈の長いワンピースがつられているのを見つける。右京さんたちがアパートの廊下で話しているのを隣の住人がドアに耳を付けて聞いてたけど、カノンもドアに耳を付けてきいてたやんか。
漫画を出版社に持ち込んだカノン。またボツになって出版社を出てきた。アパートの怪しい人間たちに見られているような気持ちになっていると周りを歩いている人たちまでもが自分を嘘つきだと責めているように見えてきて過呼吸で倒れてしまう。
暗くなってアパートにたどり着くと、金髪の兄ちゃんがアパートの2階からこちらをにらんでるし、逃げ出して公園まで来たら誰かに首を絞められる。たまたま右京さんが張り込んでいたので、助かったけど。
そのあと花の里での話では、首を絞められたことは間違いないので、所轄で事情聴取するところまではいったんや。岡山に日帰りでカノンの身元調べに行ってた冠城。田舎でも虚言癖があると言われていたと報告する。カノンにとって不利な状況やんか。東京に出てきて、2か月前から事故物件の部屋に住んでた。売れない漫画家やからなぁ、家賃が安くとなると事故物件になっちゃったんやろな。とはいえ、事故物件やからといって幽霊話にならないのが相棒らしいところかな。それとも幽霊話をしてみたけど、カノンが何も反応しなかったので作戦を変えたのかもしれへんけど。
特命係の部屋に伊丹たちが、所轄からカノンの殺人未遂事件の連絡が入って、右京さんたちが絡んでるとなったんで伊丹が担当させられることになったんやろ。たぶん伊丹は俺は特命係のお世話係なのかと内心思ってるやろな、それが顔に出てるし。
行方不明の瀬戸はるかを調査して元いた勤務先を訪ねたとき、2年前に部長補佐が2億6千万円を使い込んだ業務上横領事件を思い出す右京さんたち。その新聞記事が映ったんやけど犯人の顔写真、部長補佐にしては若いやんと思ったな。部長補佐ということは課長以上やと思うし、何年もコツコツ積み上げて2億円やからもうちょっとおっさんでも良かったような。でもこの犯人役で顔写真1枚使われてた俳優さん、どっかで見たことあるような。特撮系ドラマに出てたことあるんちゃうかな?
右京さんたちは海の見える丘に土地を共同購入して墓地を作るNPO団体の詐欺事件があったことを、青木の情報で知る。青木は特命係の動いてる件に勝手に首を突っ込んで色々調査しちゃってるけど、ある意味仕事を私物化してるともいえるやんか。上司からにらまれても仕方ないと思うねんけど、特命係を見張れと密命でも受けてると解釈しといた方がいいのかな?
あのアパートの部屋で幻覚が見えるようになってきたカノンはとうとう引っ越してしまう。相棒のスポンサーに引越し業者さんいてるのに、ドラマでは別の業者さん使ってるやん。大丈夫やったんやろか。
瀬戸はるかが横領したお金を空き部屋の天井裏に隠したんやけど、そのお金を仲間にこっそり隠れて使い込んでたのが大家だったというのが結末。
普段脇役が多い諏訪太朗さんが堂々の犯人役。居直った時の態度というか見得の切り方がなかなかのモノやったし。
でも右京さんに説教されてたけどね。
ラスト、自分の周りで起こったことを漫画にしたカノン。これからカノンは相棒ネタの漫画を描き続けていくんやろな。
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