2011.01.09

2011年お正月映画 3本

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 今年は正月早々、3本も映画見に行ってもうたがな。

「仮面ライダーオーズ☓仮面ライダーW feat.スカル MOVIE大戦CORE」、相変わらず題名が長いっ!!feat.スカルって題名やけど、ほぼ鳴海荘吉とスカルが主役やん。

 吉川晃司さんがアクションバリバリにやりはるから、たっぷりアクションシーンに時間取ってあったよね。

 仮面ライダーの敵として、蜘蛛男は重要なポジションやし、蜘蛛系の怪人って、そのシリーズの最初の怪人やったりするのに、Wでは出てけぇへんなぁと思ってたら、こんなところに取ってあったんやね。鳴海荘吉最初の敵ということは、Wシリーズ最初の敵ということも言えるから、ちゃんと仮面ライダーの歴史を重んじてるとも言えるかな。

 オーズの側の脚本、井上敏樹先生やったやんか。アンクの使い方が小林先生とちょっと違ってたので、どうも違和感が残ってしまった気がする。

 最後に、照井と亜樹子の結婚式で終わったけど、久々にレギュラーが全員集まって、同窓会っぽくって楽しそうでよかったよね。

「BLEACH 地獄編」

 確か封切りが12月18日やったよね。なので入場者プレゼントの漫画もらえるかどうか心配やったけど、ちゃんといただけました。

 去年のワンピースに続いて2冊目やけど、ワンピースはアニメほとんど見てないから、もらった漫画見てもあまりピンとこなかったけど、BLEACHはたぶん第1回目ぐらいからアニメ見続けてきてるので、熟読しちゃいましたよ。

 禁断の扉っていう袋とじが付いてて、地獄編の最後に出てくる一護の極秘設定が載ってたんやけど、折角そうやってネタバレに気を配ってるのに、テレビCMにチラッと極秘設定流れてるやんか。

 さて映画本編は、最初に完全ホロウ化してる一護とウルキオラの戦いが、目にも留まらぬスピードと迫力で展開されていて、ツカミは完璧やったんとちゃう。

 前3作に比べて、めっちゃオモロかった。登場人物絞り込んでるのがよかったしね。護廷十三隊ってとりあえず人数が多いから、全部出すと話しが散漫になりかねないのかも。こんなこと書いていながら、剣ちゃんが出て来なかったのが、残念やったけど。

 地獄の門が開いたところも迫力あったし、地獄の景色も立体感があって3Dではなかったけど、3D技術が駆使されてて、ほほぉって感心しちゃったしね。

 さすがBLEACH連載10周年記念作品だけのことはあったんちゃう。

「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」、こっちも題名長いぞよ。

 さすが、宇宙を舞台にした特撮は円谷プロですなぁ、見ごたえあり。日頃見慣れてる東映特撮では、こんな仕事でけへんわなぁ(テレビ撮りながら、映画も撮るみたいな同時進行の仕事してはるからね)。1年かけて作ってる円谷プロの意地と伝統の集大成というべきかな。

 カイザーベリアル、今回はゼロ相手のアクションがちょっと少なかったし、最後怪獣化しちゃってたし。ゴジラをベリアル風にアレンジしたみたいな。最後爆発しちゃったけど、次もベリアル出て欲しいやん。

 ウルトラマンと言えば、孤高のヒーローやったんやが、とうとう戦隊化してしまいました。ミラーナイト、グレンファイヤー、ジャンボットの計4人で、次の作品から活躍するみたい。

 ヒロインのお姫様が乗ってたジャンバードっていう飛行機が、ジャンボットっていう巨大ロボにフォームチェンジするんやけど、普段スーパー戦隊で巨大ロボが合体するの見慣れてる私でも、ジャンボットが出来る過程が凄い迫力で、ちょっと惚れちゃいましたよ。

 そうそうナレーションが石坂浩二さんでした。それだけでも贅沢やけど、声の出演が錚々たるメンバーでウルトラ兄弟もマン兄さん、セブン兄さん、ジャック兄さん、エース兄さんたちの名前並んでるし。

 映画見る前に、アンケート用紙が配られまして(芝居に行ったらアンケート用紙配られるのはしょっちゅうやけど、映画では初めて)、ちゃんと書いて提出しました。それでもらったのがポスターをはがきサイズに縮小した写真に載ってるやつね。表面が大人用、裏面が子供用のアンケートでギッシリ質問詰まってた。

 その質問の中に、なぜこの映画を見に来たのかっていうのがあって、選択肢の一つに「親子の絆の物語だから」ってあったんやけど、確かに親子の絆も描かれてたけど、それよりも兄弟の絆の方が全面に出てたんちゃうかな。前回の映画ではウルトラセブンとゼロの親子の絆が印象に残ってるけどね。

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2010.08.22

劇場版仮面ライダーWの感想というよりも、小さいお友達へのお願いというべきかな。

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監督さんが東映専属でテレビ本編を撮ってる人では無いというのが新鮮でしたねぇ。
 視線が違う。

 仮面ライダーWのオープニングテーマソングの頭が流れた時に、エターナルの後姿でマントが翻ってるのを見て、「おぉー」とうなってしまいました。
 パロディーやん、そうくるかって思ったもんね。

 バイクアクションも凄かったやん。そこまでやるのかって感じ。一気に劇場版のハードル上がったやん。来年から劇場版の監督さんどうするよ、今年こんな凄いのやられちゃったら、ねぇ、困るよね(笑)。

 ナスカとウェザーが出てきて一緒に戦ってたけど、霧彦と井坂先生関係なかったよね。テレビCMで見たとき、あれっと思ったけど、Wファンを釣る餌やったんや。

 前回のW映画は、おやっさんが全部持っていっちゃったけど、今回は杉本彩の存在がでかすぎて、またまた翔太郎の存在感が薄かったような・・・。

 そして今までテレビ本編で出てきた風都の住人達が「がんばれ、仮面ライダー」ってエールを送ってるのを見てて、この辺は光の国っぽいし。

 エターナルにAからZまでのメモリが装着していくのって、めっちゃうるさいよね。そこのところはちょっと笑えたけど。

 実は映画を見てる最中騒動に巻き込まれてしまって、集中できなかったんよね。一番、肝心なところが見れなかったという。

 どんな騒動かというと、私の右隣に4~5歳位と2~3歳位の男の子2人を連れたおじいちゃんが来たんやんか、もちろんはんで押したようにポップコーンとジュースを持って入って来ましたよ。で、私の隣から2~3歳の男の子・じいちゃん・4~5歳の男の子っていう順番で座ったんよね。

 で、映画が始まって・・・。仮面ライダーWの一番肝心なところ、杉本彩が誰の母親かってところ辺りで、ということは小さいお友達には少々退屈なところですな、お兄ちゃん連れてトイレに行っちゃったんよ、じいちゃんは弟君に「座って待っててや」と言い残して。

 で、しばらくしたら弟君、席を離れて出て行こうとしたんやんか。まさか2~3歳の男の子をそのまま一人で行かしてはあかんでしょ、と思ったもんやから、「座っておじいちゃん待ってようね」って座らせたんやんか。なのにじいちゃんはトイレの場所が分からないのか全然帰ってきません。

 その間、「大丈夫、大丈夫」とか「もうすぐおじいちゃん帰ってくるからね」とか「翔太郎もフィリップもがんばってるから、僕もがんばろうね」とか声を掛け続けたけど、知らんおばちゃん(私のこと)が何を言うても、全然駄目。とうとうじいちゃんとお兄ちゃんの二人が自分を置いて帰ってしもうたと思い込んだ弟君は大声で「帰りたい」と泣き出して、めっちゃ困りましたよ。

 で、「トイレに行く」と席を離れそうになったので、しゃーないなぁと私が手を引いて出ることにしたんよね。で、階段降りて出口の近くまで来たら、じいちゃんがお兄ちゃんと二人で帰ってきてたから、じいちゃんに「トイレや言うてます」と弟君を渡したという。

 じいちゃん、「すいませんなぁ」って言うてたけど・・・。私はすっかり映画が何がなんだかになっちゃったという。

 今回、コナンとNARUTOでたまったポイントで”ただ”で見てたから良かったようなものの、ひょっとしてお金払ってもう一回見よという東映さんの陰謀かと思っちゃったという。

 もう声を大きくして言いたいのは、小学生以下の小さいお友達は冷房がガンガンに効いた映画館では、映画が始まる前にトイレに行くことと、ジュースは映画が終わったあとに飲ませてくれということ。絶対、最後までトイレ我慢でけへんから。

 映画館側から言うたら、お客さんにお金落としてもらわなあかんから、ポップコーンとジュース買ってもらわな困るやろうけど、やっぱり物食べながら映画見るって、作った人たちに対して失礼やろと思うんよね。演劇見に行ったら、3時間ぐらい飲まず食わずでみんな集中して芝居見てるやん。おもろい映画やったら1時間半や2時間くらい、あっと言う間やん。

 

 
 

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2010.07.31

悪魔くん ソノシート

 今週の「ゲゲゲの女房」に悪魔くんの話が出てたみたいやけど(すいません、見てません)、うちにあります「悪魔くん」のソノシート。

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 私はちょうど仕事に出かける前でバタバタしてるから、見られへんねんけど、朝ドラを欠かさず見てる母親に、うちに「悪魔くん」のソノシートあるでぇと見せたら、「こんなん持っとんたんや」と、びっくりしてました。

 確か、ソノシートとか欲しいのがあったら、本屋さんで「これ買って」というて母親にねだってた記憶があるんやけど。

 うちにソノシートがあるくらいやから、凄い人気あったと思う。私もかすかに記憶に残ってるもん、実写版ドラマの魔方陣に向かって呪文を唱えるシーン。魔方陣を地面に書くのはやってたような???記憶もあるんやけど、私は怖くて近寄らんかったような・・・。

 さて、悪魔くん主題歌・なまけもの節 2曲収録って書かれてあって、ソノシートの盤面が3つの筋に分かれてるから、ミニドラマも収録されてると思うんやけどね。

 「悪魔くん主題歌」は「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、まわれ地獄の魔方陣」のでだしのところしか、節覚えてないなぁ。一応楽譜も載ってるんやけど、よう読まんしね。

 「なまけもの節」は全く記憶に無いっちゅうねん。こっちもでだしは「エロイム エロイム エッサイム」やて。

 このソノシート、発効日が昭和41年12月26日。

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「悪魔くん」が連載されてた少年マガジンのラインナップ眺めてたら、懐かしかったんやけど「巨人の星」ってこれくらいから連載しとったことに、へぇぇぇと思ったという。

 

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2010.07.25

必殺仕事人 第二話 「主水おびえる!闇に光る眼は誰か?」

 元祖「必殺仕事人」、安心して見られる感じやなぁ。
 中村主水も堂々としてるしね。畷左門役の伊吹吾郎さんも、めっちゃ頼もしいし、そして何よりも存在感があるのが元締の鹿蔵とっつぁん。

 鹿蔵とっつぁんの凄み、60年間裏の世界の泥水すすってきたからこそ、元締として殺し屋をまとめることができてる気がするやんか。

 この回は、錺職の秀が仕事人に加わるエピソード。秀ってこの時点では仕事人から足を洗ってたってことになってたけど、でも元々殺しの仕事もしてたんや。ただし主水からは、「そんなのは仕事じゃねぇ、遊びだ」なんて言われてたけどね。

 秀の衣装といえば、ジーンズの生地で作った丈の短い着物というイメージがあるので、今回の赤紫色の着物を尻からげして着てるのって、なんか珍しかったな。

 ストーリー的には、1回目で殺しの現場を見られていた主水たちが、秀の持っていた殺しの道具が錺職が使うノミだと推測して、たまたま蔵の点検に立寄った両替商の小間使いの恋人が錺職の職人だったことから、その男が働いている店にやってくる。そこにたまたま来ていた秀が主水に狙われてることを知る。

 小間使いの恋人が秀の弟弟子で騙されて、蔵の鍵を作って殺され、その仇を取るんやけど、まさか小間使いが盗賊の女やったとは、小間使いの役をやってたのが結城しのぶさんやったから、そのどんでん返しぶりが面白かったしね。

 鹿蔵とっつあん、見てて思ったんやけど、今の必殺仕事人にも元締さん絶対必要やよね。
 必殺仕事人2010は中村主水を偲ぶってことで作られたんやけど、若い者しかいないとどうしても深みが足りなかった気がしたんやけど。
 例えば、西に向かった主水に頼まれたとかって、鹿蔵とっつあんの娘役で、中村玉緒さんとか元締役で出ぇへんかな。

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2010.07.10

必殺必中仕事屋稼業 第二十五話 「乱れて勝負」

 屋形船に乗っていた侍を半兵衛・政吉二人で仕留めよう政吉が反対に刀で刺される。

 だいたい剃刀を手に、刀を持った侍と真っ向勝負なんて、かなり無理があるよね。侍が剣の達人ということが分かってたから、屋形船にいるときに狙ったんやろうから、政吉が屋形船の外から一刺ししておいて、半兵衛が止めを刺すとかにしないとねぇ。

 侍を仕留めたものの、肩を刺されてしまった政吉は自分で刀を抜き、半兵衛を川に突き落として、一人で逃げているところを通りすがりのおしのという女に助けられる。おしのの手厚い看護で傷が癒えていった政吉は、互いに惹かれあうようになり、殺し屋を辞めて二人で上方へ行こうとする。

 おしのは一人暮らしって言うてたやんか。でも結構立派な家やったし、色っぽかったから、御めかけさんかなって思っちゃったよ。でないと女一人であんな家に住まわれへんやん。実はおしのは政吉と同じ稼業やったから、裏切り者として狙われる立場になっちゃう。

 政吉が訳有りの居酒屋に借金を払いに行ってる間に、おしのが先に帰る。その後を怪しげな男が後を付けて行く。政吉が家に帰ってみるとおしのの姿が無く、外で女が殺されているという声がするので、見に行くとおしのだった。
 おしのののどにある傷跡から、仕事屋の仕業と思った政吉が飛脚屋に乗り込んできて、半兵衛が刺される。

 政吉と半兵衛の主要な二人が手負いってのは、辛いやんか。

 おしのを殺したのが仕事屋たちじゃないことを知って下手人を探し出す政吉。おしのの手紙から寺の存在を知り、一人で乗り込んだため、捕まえられて土蔵に監禁される。
 相手が殺し屋やったら、本来ならすぐその場で政吉殺されるんやろうけど、その辺はまぁ大目に見ないとあかんかな。

 で、政吉を救うために、怪我をした半兵衛が駆り出される。ここが第一線が二人しかいない仕事屋の辛いところやんか。
 半兵衛が無理して、仕事に行く準備をしているところを半兵衛の女房お春に見つかって、問いただされて半兵衛が殺し屋だということが分かってしまう。

 身内に自分が殺し屋であることが分かるって、珍しいやんか。大概表の顔と裏の顔を使い分けてて、家では優しい旦那やったりお父さんやったりしてるやん。それがばれちゃうところが、仕事屋稼業のリアリティのあるところかもしれへんし。

 政吉を助けに行って、利助が土蔵の壁に穴を開ける。利助って元々土蔵破りやったという見せ場もあり。最後になって活躍させてもらってる感じやんか。

 政吉を助け出し、おしのの仇も討って一段落したけど、半兵衛が蕎麦屋に帰ってきたときに、お春が半兵衛の子供ができなくて良かったって言うせりふが重たかったなぁ。

 第二十五話は知らぬ顔の半兵衛よりも、政吉がかっこよかった話のような気もしたんやけど。半兵衛が政吉に怪我をさせてしまったり、お春にばれてしまったりしたことで苦しむ姿、半兵衛の心の動きを見るっていう話やったんやろな。

 エンドロールで片岡静香さんの名前を見てびっくり。一番最初に屋形船から出てくる芸者さんの役やったんやけど、歌舞伎俳優片岡仁左衛門さんのご兄弟。なんかそういう目で見直すと、通りで芸者さんの仕種がきちっとしてはるなと見えたという。

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2010.06.19

必殺必中仕事屋稼業 第一話「出たとこ勝負」

必殺DVDマガジン 仕事人ファイル参 知らぬ顔の半兵衛編

 第一話ということは、必殺必中仕事屋稼業のメインキャストとか世界観を紹介する話でたぶん一番力が入ってるやんか。
 オンエアが流れていたころ、私は「梅安さんでない緒方拳さんってなぁ・・・。」ってことで、なんか違和感があるなぁと思って見てたような記憶があるんよね。

 せやけど、今回このDVDを見たら、めっちゃええやんか。あのころの私の目は節穴やったことが、まざまざと分かったちゅうねん。
 緒方拳さんの隙の無い演技と、なんとなく感じる緊張感が、ギャンブル中毒の男が殺し屋という仕事に手を染めて行く緊張感にオーバーラップしてきて、引き込まれてしもうたし。

 緒方拳さん以外にも、博打場で知り合う政吉に林隆三さん、元締役は草笛光子さん、元締めの手下に岡本信人さん。今から考えるとめっちゃ少数精鋭やんか。
 少数精鋭な分、最近の必殺みたいにこんな人まで殺さなあかんのかと疑問に思うようなストーリー展開にはならへんわな。

 第一話の悪役は、石橋蓮司さん。同心の役なんやけど、自分の悪業を書き立てた瓦版屋をでっち上げの人殺しで捕まえて打ち首にしたり、島送りから帰ってきた弟を板前に雇ってる料亭の女将を脅して金を巻き上げようとしたり、ねちっこく悪いんやんか。こんな奴なら、仕事屋稼業の的になってもしゃーないなぁと思わせるんよね。

 で、この同心があちこちから巻き上げた金で長崎奉行所の筆頭与力の座を手に入れ、あさってには旅立つということで人里はなれた別荘みたいなところに呼び出して殺すんやけど、元締めから頼まれた半兵衛と、別のルートから頼まれた政吉の二人が、同時に同心一人を仕留める。

 仕事を終えた後、半兵衛が滝のように流れた汗を指でぬぐうんやんか。初めての仕事でめっちゃ緊張してたってことを表現してるんやけど、その細かさが印象に残ったな。色々必殺も見てきたけど、こんなに汗かいてる人見たことないやん。皆クールな顔して仕事しちゃってるやんか。

 ということでこの必殺必中仕事屋稼業の第一話は緒方拳さんの上手さを実感できる話になってました。

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2010.06.12

派遣イマジンはNEWトラル

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 本日2作目の超電王見てきました。2週目やったからね、映画館もそれほど混んでおらず、のんびり見られたかな。

 それにしても、上映早々、ターミナルで大暴れするイマジンを取り押さえようとする警備員がエスカレータから転がり落ちたりするのに、JAEさんたちのプロ魂に敬服してもうた。

 ビルの屋上にやってきたカマキリイマジンの前に立ちはだかる2代目良太郎。そして赤電王に変身して戦いだすけど、カマキリイマジン、思いっきり色っぽいねぇちゃんで、そうなるとモモ苦手やからなぁ。全力出し切れなかったモモは足を傷つけられて、今回ほとんどデンライナーの中で赤い松葉杖付いてなあかんかったという。

 いやぁ、前回のぎっくり腰といい今回の足の怪我といい、次はどんなことになるのやら楽しみになってきたりして(モモがデンライナーから動けないってのは、テレビ本編やら8月のW映画やらの撮影絡みと深読みしてまうんやけどね)。

 カマキリイマジンと契約した女の子は、少し未来から自分の誕生日に戻ってきてたやんか。でも未来から過去に戻ってくるってことはちょっと未来で契約完了してなあかんのんちゃうん。
 良い話ではあったけど、ストーリーに少々無理があったような気もしたんやけど、どうなんやろ。

 テディとの契約が切れて、デンライナーメンバーのイマジンたちと戦うことになった幸太郎、実質キンちゃんとリュウタが憑依してたけど、がんばってたよね。
 リュウタが憑いてたところなんか、可愛かったし。健君の時より、素直そうなリュウタやったやん。

 変身してNEW電王になるとキンちゃんやと斧、ウラやとルアーのような鞭のような武器になっちゃうやんか。あぁそう来るんかと納得しちゃったし。ウラはちゃんと口が動いてしゃべってるのが可愛かったよね。
 林の中で戦ってたから、最初釣り針が枝に引っかかったのがおかしかったやんか。

 自分にとって大事な人を再確認するってのが大まかなストーリーやったという。

 さて私の左隣は、ご夫婦にお子様2人で奥さんの方が結構電王好きの雰囲気でイマジンたちがおかしいことやると受けてはったんよね。そして私の右隣は息子さんと来たお父さんやったんやけど、なんか興味が無いみたいで、最初から寝てはったような。

 エンドロールでNEW電王やってたのが伊藤さんやと知ったとき、アチャーでしたな。もうちょっとしっかり見とけば良かったぞよ。
 
 前回、ピンズのガシャポンが空っぽっで争奪戦の様相を呈してたけど、今日はたっぷり入ってました。仮面ライダーW&超電王ピンズSPと仮面ライダー超電王トリロジーピンズの2種類。

 最初の方は、照井竜がでまして、2つ目の方はウラタロス。ウラタロス2個目やし・・・。キンちゃんなかなか出てきてくれません、冬眠してるんやろか。

 

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2010.05.22

ゼロのスタートウィンクル

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 とりあえず、1個だけは確保しました。「超電王トリロジーピンズ」。

 映画は地元の劇場で14時50分上映開始分の前に、ガシャポンの機械の前に小さなお友達がいなくなる隙を狙って1回だけ回したんよね。

 映画終わって出てきたら、あと3個ぐらいしか残ってなかったし。お母さんにおねだりしてる子供がなかなか離れてくれないし、どうも機械の具合もよろしく無さそうだったしということで、あきらめて帰ってきたんやんか。

 次の映画Episode Blueの時にまた追加されるやろか?どうもこのピンズの商品構成からいったら2週間ごとに違うピンズが出るとは思えないしなぁ。ということで2週間後にはキンちゃんのピンズに挑戦できることを祈りつつ。

 以下は、Episode Red の感想というか・・・某所の日記と同じですが(汗)。

超電王第1弾、ゼロのスタートウィンクル見てきました。

 もうモモたちがおかしすぎて、げらげら笑ってきたがな。
 モモ、おっさん過ぎるちゅうねん。作業員姿もばっちりやったけど、○ー○○○姿も似合いすぎ。

 愛理ねぇさんをストーカーしてた男の優柔不断さがまたおもろかったしね。

 映画の時間が1時間15分で、それで1800円はなぁと思ってたけど、満足できたよ。
 金田監督やからアクションのハードルめっちゃ高いしね。

 3匹の豚イマジン、契約完了してどこに飛びたかったんやろ???
 それもあと2本の映画に繋がってくるんかな。

 地元の映画館は親子率が高いので、愛理ねぇさんと侑斗のしんみりとしたシーンがしんみりでけへんかったのが残念やったかな。こういう時はいつも大人だけで電王見れたらなぁと思ってまう。

 隣に座ってたお坊ちゃま、侑斗と愛理ねぇさんがバイクで夜道を走って行く最後のシーンで、「まだ終われへんの」とかって言うてくれるし。

 侑斗が随分男らしい顔になってたから、テレビ本編の頃の子供っぽかったのが懐かしかったりしてたという。
 愛理ねぇさんの取り巻きやってる三浦と上野(やったっけ?)の二人まだ芸能界でがんばってるんやと思ったりしてね。

 そうそう2代目良太郎もだいぶでかくなってきたやんか。これくらいの年の子はみるみる大きくなっていくからねぇ、中学生なんやろか?あと3年もしたらテレビ本編で電王またできるかもと思えたし。

 今回はモモ以外はウラの出番が多かったから、キンちゃんとかリュウタとかは次の映画で活躍するのかな?

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2010.05.01

新 必殺仕事人 第三十九話「主水友達を気にする」

 おりくと勇次が廓で女郎衆に小唄を教えることを頼まれる。
 おりくも女郎衆が手に職をつけて、年季が明け自分達で食べて行ければ、ずるずると女郎を続けていなくても良くなると、商売抜きで教えていた。

 年季明けが近づいた稼ぎ頭の女郎を引きとめようとする主人や、三味線の稽古に女郎衆が集まるので商売上がったりの口寄せ巫女が結託して、おりくと勇次を追い出そうとする。
 秀が女郎衆たちのところに簪の商売をしに行った時、伊勢屋に納める注文の簪が無くなる。簪を隠したのは女郎屋の男で、罪を着せるためだった。
 番屋に引っ張ってこられた女郎達の前に口寄せ巫女が現れ、犯人はお弓とお照と告げる。またこの二人をそそのかしたのが勇次とも告げた。
 そのため、お弓とお照、勇次は折檻される。勇次はおりくが折檻を続けるなら、町奉行所に訴えると寺社奉行の役人に直訴したことで助けられるが、お弓とお照は首吊りを装って殺される。

 この話、面白かったがな。やっぱりおりくさんが一枚加わると、厚みが出るもんな。山田五十鈴さんの日本舞踊で鍛えられた仕種や、映画や舞台で培ってこられた経験がぎっしり詰まってて、江戸の残り香がするやんか。
 どうも最近の時代劇に味が無いなぁと思ったら、日本舞踊できる役者さんなんて、ほとんど出てないからかもしれへんな。
 だから歌舞伎役者が出てたりすると、他のジャンルの役者さんたちが霞んじゃうやん。
 
 話を必殺に戻すと、おりくをやりはったことで私は山田五十鈴さんの存在知ったんやもんなぁ。舞台も見に行ったし。
 必殺に山田五十鈴さんをキャスティングしはったきっかけってなんやったんやろっていう疑問は昔からあるんやんか。大女優さんやんか。

 今回のドラマ見てても、皆がおりくさんに気を使ってるの分かるしね。おりくさんが女郎屋の使用人のやくざ者に踏んだり蹴ったりされるシーンがあるねんけど、やくざ者の上半身が映ってておりくさんは全然映ってないんやんか。
 いくら演技とはいえ山田五十鈴さんを足蹴になんてでけへんよな、なんて思いながら見てたんやけどね。

 あっそうそう、主水の上司・田中様出てた、でもこの頃は普通のお兄さんやったやんか。

 このDVDは買ってよかったなと思ったし。

 
 

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2010.04.25

新 必殺仕事人 第九話「主水留守番する」

 必殺DVDマガジン、第2巻は三味線屋勇次編。 1981年7月3日放映。

 三味線屋勇次が釣りに行くと川の中で女が倒れている。一命は取り留めたが、女は名前以外の記憶を失っていた。
勇次は母の部屋が空いているということでしばらく家に預かることにする。

 女の名はふみ。東北の寒村に生まれ凶作続きの村を捨て兄と二人で流れ者になっていたところを、隠し念仏の一行に拾われて江戸にやってきていた。
 隠し念仏いうくらいやから表向きも怪しいねんけど、実は宗教団体を隠れ蓑にして押し込み強盗を働いてたんよね。
 金持ち一人が死ねば、貧乏人が十人助かるとかって言う、無茶な理屈で押し通してるんやけど、盗んだ金を何に使ってるか分からへんやん。

 そこを逃げ出そうとした清吉とふみ。清吉はふみの兄・政吉によって殺され、ふみは逃げ出して川端で倒れてるところを勇次に助けられたっていうことやったんやんか。

 勇次がふみにちょっと恋心をいだいたりする展開なんよね。
 殺しの場面では、相手が大男やったりするもんやから、三味線の糸で仕留めようとするねんけど、1回目は反対に三味線の糸を掴まれるし、男と勇次の間にある蝋燭で糸が焼き切れたりして、失敗するんやんか。珍しいよね。

 この時の中村主水の上司って、筆頭同心内山。まだ田中様とちゃうかったんよね。内山は渋いたたき上げのおっちゃんで、主水に捜査は書類にしがみついてるんじゃなく、足を使えとかって説経してるしね。
 主水も、土左衛門が握り締めていた念仏講中の札から、身元を探ろうとしてるし。仕事してるやんか。
 主水が調べてた講中の札と同じ札が押し込み強盗の現場に落ちてたことから、主水を呼び寄せて札の捜査状況尋ねるやんか。主水は内山がいつも自分に薬を飲む水を汲ませるとかって、ブツブツ言うてたけど、内山の方は主水に親近感持ってたんとちゃうやろか。
 田中様の方は、主水のこと完全に駄目扱いしてたやんか。その辺が内山と田中の違いというか、まぁ田中はエリート志向やから、見抜けんかったんやろうけどね。

 そうそうこの頃の必殺って、毒が薄くなってたな。初期のころの必殺は仕事を頼んだ人間にも重い結末があったんやけど、この話では遺骨を首から下げて生まれ故郷に帰って行くふみの姿が映されてたけど、そこには隠れ念仏の集団から解き放たれた安堵の表情みたいなんがあったもんな。

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